【4】より続く。
さて…
どうする?どうすんのよ?
知れたことよ。
渡れる橋は渡るのが礼儀!
…なんてうそぶいてみても、非常識な行動だという自覚はある。バイパスを往くドライバーたちもビックリさせただろうと思うし。決して推奨はしない。
上の写真は土山・亀山方面、
そしてこちらが草津・京都方面。前回アタックでは写真左側の激藪の中を右往左往してたわけですな。
振り返り。
まさに道から切り離された橋だ、これは。
そうそう来れない(来てはいけない)橋、橋面の様子も記録しておく。
細かく砕けているところ、どういう原因で割れたんだろうか。曝裂が原因?それとも変な応力がかかってるとか?
幅員的には軽自動車までは通しそうだが、アプローチの道を見るに車道だったかどうかは微妙かな。橋面にも轍は見られないし、なんならシングルトラックさえも刻まれていない。当初から歩行者専用だったんだろうか。
さあ、渡りきった。
何が落ちてるんだこれ?撮り直してもいないので、大したものじゃなかった…はず。で、両サイドにも何かあるね?
ウッ…これは…
アカンやつ…。
左側は裏からだが…
あーーやっぱり。見たくないモノ見ちまったよ…。
くどいようだが、来た方にはなかったのよ。脱落して見えなかっただけだったんだろうな~。
僅かに残った金属欄干は、
腐朽が進んでいた。
振り返りのこの一枚が、
この橋で撮った写真で一番気に入ってるかも。
せっかく来たんだし、せっかく渡ったんだし。
毒を食らわばなんとやらじゃないが、気のすむまで撮影した。まあ記事ではほとんど割愛してるが。
最後に、
フェンス外へ退避しての一枚。
まあまともな人間ならこれ見て渡ろうとは思わないはず。ほんと、とても褒められた行為じゃない。
そしてわたくし、探し当てた。
銘板を!
新城跨道橋
1972年11月
近畿地方建設局
PO示(1968)TL-6
製作 ピーエス・コンクリート株式会社
この銘板を見た者は、かなり少ないはずだ。いやまあ、それ以前に誰も興味がないだけなんだが(笑)。
フェンス外から、
引きで新城跨道橋の全景を。
「あの掲示」を確認してしまったからには、もうこの橋を戻ることはできない。いやまあ実際のところ、この橋の先にも行きたかったので、むしろ好都合かもしれない。
さあ、こっからはどうなってる?
【6】に続く。