【1】より続く。
というわけで、反対側の広瀬地区へ。
隧道名となった地区だが、こちらも駐車場所は乏しく、こんな遠くからのアプローチとなった。いや、えらい時間かかることになったな~。楽しいからいいけど。
ちなみに写真中央、向こうの山が高梁川に落ち込むあたりが目的地になる。
集落の中の道を
手元でスマホ地図を見ながら進んでいく。
やがて家並みが途切れると、
あとは一本道…のはずだ。今度こそ。
先に見える最後のお宅の庭先で男性が水撒きをされていたので、挨拶がてら隧道のことを聞いてみた。
わたくし「この先にトンネルがあると思うんですけど、通れますかね?」
男性「道は荒れとるけど隧道は通れるよ。でもその先橋が落ちとるで、通り抜けはできんよ。」
心の中でええーっ!と思った。あそこ、桟橋が架かってたのか。単なる崩落じゃなかったんだ。
男性は隧道に蝙蝠が住んでいるとも教えてくれ、「気をつけてな」と見送ってくださった。
とりあえず隧道は通れるとわかった。意気揚々と隧道へと向かう…のだが、
んんん?あれは?
車道の果てには、
無人の軽バンが。
もし車で来ていたとしたら、まさにここに停めるしかないんだが、まさかの先客?周辺の畑とか見ても持主らしき人はいないし…。
と思ったら、隧道方向から男性…というかご老人が現れた。軽バンの持ち主だと思われたが、何をしに行かれてたのかは不明。同業のニオイはしなかったしなんとなく話しかけられたくない雰囲気を醸し出されてたので、会釈だけしてすれ違った。
あ、先に書いとくが、その後特に不審なものやヤバいものをみつける、なんてことはなかったのでご安心を。まあ向こうにすりゃわたくしとて不審者だろうしお互い様だろう(笑)。
こちらはのっけから、
反対側と同じ「全面通行止」看板。
今や、その看板に偽りなしであることはわかっておりますけどね、ちょっと失礼いたしますね。
で、そこからはもうすぐに。
第二の「全面通行止」が見えた。
と同時に、
隧道、確認!
【3】に続く。