2023年5月12日、仕事での訪問先近くの橋を見に寄った。
近鉄大阪線の菖蒲池駅南口を出て、西へ。ほどなく、
こんな分岐が。ここは左へ。
するとすぐに、
はい、こちらがお題の橋。なかなか古そう。場所はこちら。
さっきの分岐を右へ下るのが、この橋直下の道である。実は先に下から見に行ったのだが、流れ上それは最後に。
新しい家多めな周辺の住宅地から時代を画したような、
寂びた雰囲気だな~。
結論から言うと、親柱には何も情報がなかった。
Q地図様では味もそっけもない「無名橋156」なんて名称、完成年も不明とのこと。まあ記事タイトルもこれを採用したけど、なんかねえ。
橋上からの見下ろし。
こちら学園前方面。
対してこちら、
あやめ池方面。
今昔マップで見ると、ここが立体交差として描かれているのは、1975~79年の地図から。その前の1967~70年の地図では、平面の交差点として描かれている。
そこから普通に考えれば、1970年代前半に立体交差化されて同時に橋が架かったとなるのだろうが、いや~そんなわたくしよりも年下には見えないんだよな~。高欄の雰囲気からすると、昭和半ば…ヘタすれば戦前も有り得るかな、という印象だ。
まあ、例によってそこは掘り下げないダメブログ(笑)。
渡るとすぐ先には、
近鉄大阪線を跨ぐ跨線橋がある。
実を言えば、こちらがメインターゲットだった。Q地図様ではこの跨線橋、「メガネ橋」という名称で、ストビューではわからないものの、もしかしてアーチ橋だったりするんでは?と期待してたんだがそうではなく、大して面白いことはなかった。コンクリの風合いとか、何かを感じさせる部分もなくはなかったんだが…。
せっかくなんで、一枚だけ載せとこうか。
こんな感じ。写真奥に今宵のお題の橋があるという位置関係。
さて、無名橋とメガネ橋の間のわずかな余地に、
よくわからない石碑があった。
どちらかの橋にまつわるものかと期待して観察したんだが…
うーん、「南無阿弥陀仏」と刻まれているようなので、この時点で橋関連じゃないな…と判断。なんだろうなこれ。
この親柱の意匠や質感を見るに、
うーん、やっぱ先輩でしょ貴方?(笑)
最後に、
アンダークロスから見上げアングルを。
ご覧のように交通量そこそこあるのに歩道はなく、
おちおち上も見てられない。
ササッと撮って、
速やかに撤収~。
跨道橋って概して新しくて無味乾燥な橋が多めだから、こういう古めかしいの見ると得した気分になる(個人の感想です)。好きだなあ。
以上。
皆様にはどうでもいいことだが、前回の大己橋をもって道路橋テーマの記事が700本に到達…してたようだ。うちのブログで一番記事数の多いテーマではあるけど、それでもまだ記録した橋の1/5も採り上げてないんだな~。