ずっと寝かしてる間に賞味期限が切れるって、わたくしの場合よくある話。ここもまさにそうで、本記事公開現在まさに絶賛解体中。
阪神尼崎駅のすぐ東側にある、
阪神電鉄旧尼崎発電所。これが老朽化により解体となった。
ここは鉄道用の火力発電所で、阪神電鉄の開業前年にあたる1904(明治37)年に建設されたもの。御影発電所とともに電車の運行と周辺の住宅にも配電されたということだが、1919(大正8)年には発電所としての役目を終え、その後長く資材倉庫などに使用されてきたとのこと。阪神電鉄が所有する、唯一の開業時をしのぶ建造物だった。
もちろん保存の道も探られたようだが、
まあいろいろと折り合わなかったんでしょうな。
もったいないことだが、
こればっかりはしょうがない。
冒頭に書いたとおり、もう解体は始まっており、今行ってももうその姿を拝むことはできない。煉瓦塀ならもしかして?くらいか。年明け1月には解体完了とのこと。
というわけで、さようなら、阪神電鉄旧尼崎発電所。
以上。