【前篇】より続く。
つうわけで、現橋へ。
こちらは宇陀市道、路線名は小和田本線。で、こちらもそれなりに年季の入った橋。そして今の目で見れば「あの特徴」があるなあ。当時は気にしなかったけど。
左側の親柱は
「四郷川」。
で右側の親柱に…ようやく!
「神縄橋」。お名前キターー!
その名も神縄橋、上流側からのサイド気味アングルで。
先ほど書いた「あの特徴」…おわかりだろうか?
それがこちら、
箱型ガードレールの欄干…と旧橋のツーショット。
当時は(実は今もそれほど…)箱型とかのっぺりとかって意識してなかったので、現場でおおっ!となることはなかったのだが、
この神縄橋、なかなか端正でいのじゃないか。
箱型ガードレール、けっこうレアなようだが上記のとおりあまり意識してこなかったので、記事にしてない橋を含め、改めてよく見たら箱型だった、って橋がいくつかあった。…のだが、また忘却してしまった(笑)。
で、この橋の読み方だが、
「かんじょうばし」というのだった。
結局お誕生日情報がなかったのだが、Q地図様によれば1970(昭和45)年完成とのこと。
てことで当然、
この旧橋(でいいのよね?)はそれより古いわけで、見た目的には戦前…もしかして大正橋梁もあるかな、という印象。
Q地図様…てか地理院地図を見ていただきたい。
旧橋を渡った四郷川右岸には点線道が描かれている。【前篇】最後にご紹介した、旧橋と現橋たもとを結んでいたはずの道はその一部なわけだが、その道は南に向かって現橋のたもとで二手に分岐している。
いつもどおりに単なる推測だが、これらの道が県道、市道よりも古くから存在しており、旧橋はその世代の橋なのではないかな…という、そのまんまやないかーい(笑)。
まあとりあえず、
少し離れて並列する新旧の橋、その雰囲気は大変宜しかった。
本記事執筆時点で確認したところ、2023年7月のストビューではほぼこの訪問時と同じ様子で健在。でもこの手の物件はいつどうなるかわかったもんじゃないので、機会があればしばらくぶりに会いに行きたくなってきた。
以上。