【4】より続く。
それでは三代記最後の橋、
旦土小橋へ。小橋と言いながら、立派な橋である。
今回もこれ出しとこうか。
現在地…わかってくだされ。この時点ではr30とr370、r333の交点だった。
意外と交通量あるので、
ササっと変な位置から撮影。
右の親柱、
「だんどこばし」。
左の親柱、
「旦土川」。この三代記での旧来の橋で初めて、銘板がちゃんと残ってた。
橋上から望む、
上流側。特にコメントなし。
そして下流側。
以前のストビューを見ると、新道工事に当たって谷が大きく埋められたことがわかる。ここでは出さないけど。
そしてこっからだと一番しっかりわかるかな。
三世代の旦土小橋。
うち二世代が失われた大橋に対し、こちらすべてが現存していて嬉しい。いつまでこの三世代そろい踏みが見られるのかはわからないけど。
橋上北(西)詰にあるこの道路情報板、
回転幕式で、なかなか味ある。今やレアになりつつあるよね。
その脇から。
親柱含めて高欄の背が低くて、時代を感じる。けどスッキリしてていいな。対岸に見えている真新しい平場がもちろん新道。
そのまま視線を左へ移すと、くどい感じで(笑)三世代そろい踏み。
冒頭の地図と併せれば、改めて位置関係をお分かりいただけると思う。新道のルートも。
右の親柱、
「旦土小橋」。
左の親柱、
「昭和29年3月竣功」。
前回書いたとおり、1954(昭和29)年に完成した旭川ダム建設に合わせて県道30号(当時も県道だったのかは不明)が付け替えられ、そのルート変更で誕生したのがこの橋ということで、竣功年もそれを物語っている。
最後に、たもとの國玉神社境内から。
今や旧道落ちしたこの橋含む旧道区間にあるのは、この神社のみ。もしかするとこの橋も、撤去あるかもしれないな…。
ハイッ!というわけでね!
こういう濃厚な展開は予想してなかったんだが、現地に来てみれば錯綜する新旧道路と橋でテンション上がり、思わぬ長居。およそ1時間強、このエリアで遊ばせてもらった。
もっと早く記事にしてれば大橋の撤去前にご紹介できたのが残念といえば残念だが、そこはまあ、手向けとして。ハルニチさんの情報がなかったら、撤去のことも知らないままに、まだしばらく記事にしてなかったと思う。地図をお借りしたことも含め、改めてハルニチさん、ありがとうございました!
以上。