月見橋 (静岡県三島市大宮町~加茂川町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2023年2月22日に敢行した、「跳んで三島」ツアー。その一発目に訪ねた物件をご紹介。この日のネタで記事にしているのは、この日のハイライトである源兵衛川のホットスポットの物件群。

 

 

タメなくファーストコンタクトを、ドン。

大場川に架かる、かわいらしい単弦ローゼ橋。現在地こちら

 

手前の階段で察せられるとおり、歩行者・自転車専用橋…だと思う、たぶん。

 

 

 

 

 

階段を降りて正対。

このアングルでの見た目バランスは、極めて悪い(笑)。

 

 

 

 

 

お名前は

「つきみばし」。対岸には「月見橋」と漢字での銘板もあった。お誕生日は「平成六年二月竣功」と。

 

 

 

 

 

ちょっと引きで。

いや、カワイイなこれ。

 

激レアではないものの、決してどこにでも転がってるって程ではない単弦ローゼ橋。そしてこれ、わたくしの知る単弦ローゼ橋の中でもっともミニマムかもしれない。

知ってる範囲では、もっと長大かつ最低片側二車線以上の橋の中央に巨大なアーチリブがあって…って感じのが多いんだが。

 

 

 

 

 

いや~、

なんかいい。

 

 

 

 

 

「なんかいい」って感覚、

曖昧だけれど重要な感覚だと思ってる。特に趣味の分野では。…なに言うとんねん。

 

 

 

 

 

渡って正対…もとい、斜に構えて眺めた。

アーチリブの外側のテラス的なささやかなふくらみ。あれこそまさに「なんかいい」。

 

 

 

 

 

上流左岸側よりサイドアングル。

うーむ、枯れ草がうるさいな。

 

 

 

 

 

対して左岸下流側。

こちらがこの橋のベスポジかもしれない。

 

ところで、コンクリ壁に鳥が二羽いるのがわかるだろうか。あれちょっと覚えといてほしい。

 

 

 

 

 

階段を降りると川べりへ出られて、

この景!なかなかにスタイリッシュやないですか~!

 

 

 

 

 

ところで、桁がなんだか不思議。

箱桁のようだが…内部になにか入ってる?一般的に考えれば管系やケーブル系だと思うが。

 

 

 

 

 

かなり気になる。

あそこ、開けてみたいな。

 

 

 

 

 

そして特筆すべきは、このコンクリ壁。

こうして開口部が設けられてるのだが、これ…橋を鑑賞するためとしか思えないんだが、そうなのかね?粋じゃないの。

 

 

 

 

 

ちなみに、とまってる鳥が全然逃げようともしないな~なんて思ってたら、

オブジェだった(笑)。

 

ていうか、開口部を設けてこういうのを置いとくセンスも実に嫌いじゃない。

 

 

 

 

 

こういうのもコミで、

なかなかに面白い橋だったねここは。

 

 

 

 

 

堪能した。

 

次なるターゲットに向かいながらの振り返り。

源兵衛川のホットスポット周辺もそうだったが、三島って街は、やはり水辺への意識がかなり高い街なんじゃないだろうか。記事を書きあげてそう思った。

 

 

 

以上。