波賀森林鉄道 中音水支線探索記【9】 (兵庫県宍粟市波賀町音水) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【8】より続く。

 

 

 

建物遺構の点在するエリアからはすぐだった。

新たな橋梁登場。そしてこれが、最後の橋梁だった。

 

どうやらここが、この日の目的地(いや、連れてってもらっただけで何もわからず行ったんで…)のようだ。

 

いろいろ引きの撮影をしてなかったんでいかにも唐突で申し訳ないんだが、この橋梁がまた不可思議。辿ってきた路盤に対して直角の位置に架かっているのである。後ほど登場するが、そのまま路盤を進んだ先にも橋梁(の痕跡)があるのだが、これは一体どういう状況?

 

 

 

 

 

さっそくよととさんが渡ってるが、

わたくしも渡ってみよう。

 

 

 

 

 

でもその前に上流側からもサイドアングルを…って、あっ。

わかりにくいかもしれないが、2径間のその先は無くなっている。流されたようだ。

 

 

 

 

 

でも当然(?)

先っちょまで見に行く。

 

 

 

 

 

で、途中の写真はなく

いきなり先っちょ。いや、思ったより怖かったのよ(笑)。

 

 

 

 

 

その先っちょからさらに先、橋の残り部分が存在したはずのあたりを見てみると、

うおお、あれはなんと!

 

見にくいと思うが、それはまた後ほどご紹介するとして、

 

 

 

 

 

この先っちょで撮った動画を。

正直、これだけ見ても色々と伝わりにくいかとは思うのだが、まあせっかく撮ったんで(笑)。

 

 

 

 

 

今度は下から。

A型の橋脚を見て、思えば橋脚ありの橋梁はここが初めてだったなと思い至った。

 

 

 

 

 

これはまだマシだが、

あの「先っちょ」を支える二本目の橋脚は、けっこうヤレてるようだ。

 

 

 

 

 

別角度。

うーん、マンダム。

 

 

 

 

 

そして、上の撮影位置から左へ向き直って撮ったのがこれで、「先っちょ」から視認したものがよく見えた。それは、

まさかの、木製橋脚。手前のは、倒壊したもう一本の橋脚か?

 

これどういう状況?木製橋梁だったのを半分だけコンクリ製に換えるわけもないから、やっぱ半分流されたコンクリ橋梁の復旧を木製でしのいだってことだろうか、そのくらいしか考えつかない。

 

それにしても、いかにも華奢な丸太に見える。もっと丈夫な木でなくて良かったんかね?もちろん経年でだいぶ痩せたのだとは思うものの。

 

 

 

 

 

いやあ、

なんだか魅せられるなあこの橋梁には。

 

 

 

 

 

ちょっと長くなったので、

ここで一旦切る。

 

 

 

 

【10】に続く。