【3】より続く。
続々と現れる橋梁。嬉しくないとは言えない(笑)。
先ほどの橋梁こそ流されていたが、全体的に良好な状態が保たれていた。
それは、
コンクリ桁も同様。
この橋梁、高さ的には
こんな感じ。地味に高~い。
が、今回は。
極太な桁。
このくらいあれば
わたくしにも渡れる。
ここで谷の上を見上げると、
はるか上に見えるものが。
あれこそは、この先で折り返して高度を稼いだ軌道跡のもの。つまり、後ほどあれをも渡るということだ。
さて、橋梁を渡りきるところに、
一本だけ残っている枕木(の残骸)があって、
そこには
朽ちた犬釘も残っていた。ありがたや。
振り返り。
あれを巻いたとしたら、ちょっと骨が折れたかも。渡れてよかった。
進軍再開。
3分ほど進んだこのあたりで…
見よ!聳え立つ土留め擁壁。
あれは先ほど上に見えた橋梁につながる「上の段」の軌道跡のものだ。つまり、そろそろ「上の段」への折り返しポイントが近づいてきたってこと。
果たして、やがて路盤は
ゆるやかに左へカーブ。
その先で今度は
右へ。
さらに右へ、右へ、右へ。
タイトにグイグイ回り込む路盤のその先に…見えてきた。
おおおお
【5】に続く。