【1】より続く。
徒歩進軍開始から35分。無事軌道跡に降り立ち、ここからが本番。
比較的歩きやすい軌道跡を辿り始めて8分。
初めての構造物が現れた。
想定外の
鋼製Iビーム桁橋梁だった。
よととさんのレポ(最終回にリンク貼ります)では、この桁をどうやって持ち込み架橋したのか、疑問を呈しておられた。見識の浅いわたくし、現場ではそんなこと思いつかなかったが、確かにそうだ。現場施工できる木材やコンクリートとは話が違う。どんなイリュージョン?
よととさんは軽々と渡られたけど、
怖くてマネできないわたくしは大人しく下巻きで。
いやあさすがに、
全然問題なし。レールを敷き直せば普通に使えるんじゃないだろうか。
で、そのすぐ先に、
より小規模な橋梁があった。
今度は鉄筋コンクリート桁のようだが、どういう使い分け!?
こちらには、
枕木も残っていた。いいねぇ!
そしてその先では、
この日一番レベルに整った軌道跡の景!
異常なまでにきれいで、綻びのない野面積み石垣と併せて極上コンディション。美しや~。
こんな切り立ったところや、
崩れてだいぶ経っていそうなところや、
またしても美麗パート登場とか、
割と変化に富んでいて、飽きることなく進んでいった。
この付近だったと思うが、
崖下にドラム缶の残骸発見。軌道の現役時代からの遺物だろうか。
左手を流れる中音水川との比高が小さくなってきた。
路盤に欠損はないが、落石多し。
第三の橋梁が現れた。
【3】に続く。















