波賀森林鉄道 中音水支線探索記【2】 (兵庫県宍粟市波賀町音水) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【1】より続く。

 

 

 

徒歩進軍開始から35分。無事軌道跡に降り立ち、ここからが本番。

 

 

 

 

 

比較的歩きやすい軌道跡を辿り始めて8分。

初めての構造物が現れた。

 

 

 

 

 

想定外の

鋼製Iビーム桁橋梁だった。

 

よととさんのレポ(最終回にリンク貼ります)では、この桁をどうやって持ち込み架橋したのか、疑問を呈しておられた。見識の浅いわたくし、現場ではそんなこと思いつかなかったが、確かにそうだ。現場施工できる木材やコンクリートとは話が違う。どんなイリュージョン?

 

 

 

 

 

 

よととさんは軽々と渡られたけど、

怖くてマネできないわたくしは大人しく下巻きで。

 

 

 

 

 

いやあさすがに、

全然問題なし。レールを敷き直せば普通に使えるんじゃないだろうか。

 

 

 

 

 

で、そのすぐ先に、

より小規模な橋梁があった。

 

今度は鉄筋コンクリート桁のようだが、どういう使い分け!?

 

 

 

 

 

こちらには、

枕木も残っていた。いいねぇ!

 

 

 

 

 

そしてその先では、

この日一番レベルに整った軌道跡の景!

 

異常なまでにきれいで、綻びのない野面積み石垣と併せて極上コンディション。美しや~。

 

 

 

 

 

こんな切り立ったところや、

 

 

 

崩れてだいぶ経っていそうなところや、

 

 

 

またしても美麗パート登場とか、

割と変化に富んでいて、飽きることなく進んでいった。

 

 

 

 

 

この付近だったと思うが、

崖下にドラム缶の残骸発見。軌道の現役時代からの遺物だろうか。

 

 

 

 

 

左手を流れる中音水川との比高が小さくなってきた。

路盤に欠損はないが、落石多し。

 

 

 

 

 

そして、先ほどの二連橋梁から11分。

第三の橋梁が現れた。

 

 

 

【3】に続く。