【1】より続く。
では、ちょっと旧洗堰に接近してみよう。
とは言っても、この時は時間の都合であちら左岸側遺構には行けず。
旧洗堰の左岸側遺構は、現在「水のめぐみ アクア琵琶」という施設敷地内にあり、接近はできるが立入はできない。つうわけで、このまま右岸側遺構へ接近する。
遺構手前の護岸からして、
すでに煉瓦積み。二枚上の写真を見る限りは左岸側も同様か。
そして~。
きました!
たった一門分のみながらも、その仕様がよくわかる。見にくいが、角材を落とし込んでいたのであろうスリットも見えるし。
堰上は現洗堰と同じく、渡れるようになっていたのだろうか、古い橋のような見た目になっている。
「南郷洗堰(旧瀬田川洗堰)のあらまし」という解説看板。
これはまあなんとか、各自でお読みいただいて(笑)。
その中にある、「在りし日の洗堰」写真。
すご。やっぱ壮観だったんですなあ。ちなみに石碑は「皇后陛下行幸記念碑」で、洗堰とは無関係。
「在りし日」とよく似たアングルで一枚。
近場すぎて訪ねたことないが、対岸(左岸側)遺構もそのうち見に遺構…もとい、行こう。
現在はこのように、
旧洗堰上に立ち入ることはできない。まあ当然ですな。
ここから振り返る、
現洗堰の勇姿…って、ド逆光ですやん。ギャフン!
以上、「琵琶湖の水を止められる(止めてきた)」新旧の瀬田川洗堰をご紹介いたしました。
もののついでに、残り二ヶ所についても【3】で。