琵琶湖の水止めたろか【2】~旧・瀬田川洗堰遺構 (滋賀県大津市黒津・南郷) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【1】より続く。

 

 

 

では、ちょっと旧洗堰に接近してみよう。

とは言っても、この時は時間の都合であちら左岸側遺構には行けず。

 

旧洗堰の左岸側遺構は、現在「水のめぐみ アクア琵琶」という施設敷地内にあり、接近はできるが立入はできない。つうわけで、このまま右岸側遺構へ接近する。

 

 

 

 

 

遺構手前の護岸からして、

すでに煉瓦積み。二枚上の写真を見る限りは左岸側も同様か。

 

 

 

 

 

そして~。

きました!

 

たった一門分のみながらも、その仕様がよくわかる。見にくいが、角材を落とし込んでいたのであろうスリットも見えるし。

堰上は現洗堰と同じく、渡れるようになっていたのだろうか、古い橋のような見た目になっている。

 

 

 

 

 

「南郷洗堰(旧瀬田川洗堰)のあらまし」という解説看板。

これはまあなんとか、各自でお読みいただいて(笑)。

 

 

 

 

 

その中にある、「在りし日の洗堰」写真。

すご。やっぱ壮観だったんですなあ。ちなみに石碑は「皇后陛下行幸記念碑」で、洗堰とは無関係。

 

 

 

 

 

「在りし日」とよく似たアングルで一枚。

近場すぎて訪ねたことないが、対岸(左岸側)遺構もそのうち見に遺構…もとい、行こう。

 

 

 

 

 

現在はこのように、

旧洗堰上に立ち入ることはできない。まあ当然ですな。

 

 

 

 

 

 

ここから振り返る、

現洗堰の勇姿…って、ド逆光ですやん。ギャフン!

 

 

以上、「琵琶湖の水を止められる(止めてきた)」新旧の瀬田川洗堰をご紹介いたしました。

 

 

 

 

 

 

もののついでに、残り二ヶ所についても【3】で。