寂地峡の木馬道隧道群と五竜の滝【2】(山口県岩国市錦町宇佐) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【1】より続く。

 

 

 

では、お邪魔していきましょ~。

ちなみに、坑口左上の窪みが「拝み堂」である。

 

 

 

 

 

さて、洞内。

遊歩道として整備されているので、そりゃきれいなもんである。

 

 

 

 

 

こちら、振り返り~の、

鉄板の構図。

 

きれいなもん、とは言え、完全素掘りのまま。

 

 

 

 

 

ついでに、

カマドウマ君たちも普通にいる。苦手な人スマン(笑)。

 

 

 

 

 

延長は、

せいぜい10mちょいくらい?

 

 

 

 

 

が、わずかな明かり区間の先には、

連続して、次なる隧道がもう見えている。

 

 

 

 

 

明かり区間には案内の看板が立てられているが、

遊歩道化されているとは言えさすがの木馬道、その険阻さはガチだ~。

 

 

 

 

 

その案内看板、内容は…

木馬(きうま)トンネル

このトンネルは、ケヤキ・ハンノキ・ブナ・ツガ・スギなどの木材を運搬するために手のみで掘り、完成まで10か月かかりました。これらの木材は、丸太を敷き並べた木馬道の上を木馬に積んで、人力で引っぱって運び出していました。

 

「手のみ」って「手鑿」のことでいいんだと思うが、10か月って早いやん、って思ってしまった。というのも、実はここには計三本の隧道が連続してるんだが、完全手掘りで10か月で三本だとしたら…相当頑張ったと思うぞ?

 

 

 

 

 

振り返っての、最初の隧道。

先述の通り、三本の隧道が連続している。よってこれ、「一号」もしくは「三号」隧道ってことになるのだが、どうやら正式名称はなさそう。なのでここでは便宜上「一号隧道」とする。

 

 

 

 

 

で、こちらが

続く「二号隧道」。

 

 

 

 

 

これまた短くて、

次なる明かり区間がもう見えている。さらには「三号」も。

 

 

 

 

 

こちら振り返りの

鉄板の構図…一号と二号の間の明かり区間。

 

 

 

 

 

向き直って

二号と三号の間の明かり区間。

 

遊歩道とは言え、このガチっぷり。現役時代の写真とか、残ってないのだろうか。三本も隧道を掘るなんて、尋常ではないぞ~。

 

 

 

 

 

さて、この「二号三号明かり区間」、

情報過多ぎみで…(笑)。

 

 

 

 

【3】に続く。