【1】より続く。
では、お邪魔していきましょ~。
ちなみに、坑口左上の窪みが「拝み堂」である。
さて、洞内。
遊歩道として整備されているので、そりゃきれいなもんである。
こちら、振り返り~の、
鉄板の構図。
きれいなもん、とは言え、完全素掘りのまま。
ついでに、
カマドウマ君たちも普通にいる。苦手な人スマン(笑)。
延長は、
せいぜい10mちょいくらい?
が、わずかな明かり区間の先には、
連続して、次なる隧道がもう見えている。
明かり区間には案内の看板が立てられているが、
遊歩道化されているとは言えさすがの木馬道、その険阻さはガチだ~。
その案内看板、内容は…
木馬(きうま)トンネル
このトンネルは、ケヤキ・ハンノキ・ブナ・ツガ・スギなどの木材を運搬するために手のみで掘り、完成まで10か月かかりました。これらの木材は、丸太を敷き並べた木馬道の上を木馬に積んで、人力で引っぱって運び出していました。
「手のみ」って「手鑿」のことでいいんだと思うが、10か月って早いやん、って思ってしまった。というのも、実はここには計三本の隧道が連続してるんだが、完全手掘りで10か月で三本だとしたら…相当頑張ったと思うぞ?
振り返っての、最初の隧道。
先述の通り、三本の隧道が連続している。よってこれ、「一号」もしくは「三号」隧道ってことになるのだが、どうやら正式名称はなさそう。なのでここでは便宜上「一号隧道」とする。
で、こちらが
続く「二号隧道」。
これまた短くて、
次なる明かり区間がもう見えている。さらには「三号」も。
こちら振り返りの
鉄板の構図…一号と二号の間の明かり区間。
向き直って
二号と三号の間の明かり区間。
遊歩道とは言え、このガチっぷり。現役時代の写真とか、残ってないのだろうか。三本も隧道を掘るなんて、尋常ではないぞ~。
さて、この「二号三号明かり区間」、
情報過多ぎみで…(笑)。
【3】に続く。