月イチシリーズ、今宵はこれ。
今回もまた、提供のスポンサーに注目。よく見てみよう~。
「ニコニコするめ」。
記事を書くにあたり調べてみたら、商品としてはもう無くなっているものの、これを販売していた会社は現在も盛業中(桐山食品株式会社→ホームページ)。
当該ホームページ内には同社の歴史を振り返るページがあり、そこでこの「ニコニコするめ」についての記述によると、それは「飴蜜にて味付けした「伸しするめ」を裁断し、パラフィン紙にくるんだ簡素なもの」(同HPより引用)で、大正13年の創業からしばらくは「文化するめ」とか「モダンするめ」という名前で販売していたものの反応はいまいち。そこでそれを駄菓子屋さんの当て物商品に改良してみたところ、人気を博した、ということのよう。
商品名は、「みんなが明るく笑って食べてもらえる商品になる様、願いを込めて《太陽マーク》の「ニコニコするめ」と命名」(同HPより引用)という由来があるそうだ。
戦争での一時休業を経て、戦後に京都の伏見で復業…とのことで、このニコニコするめがいつごろまで販売されていたものかは、ホームページからはわからなかったのだが、なんにせよ昭和の初頭くらいから販売されていた、いわば「おやつするめ」、どんな味だったのか食べてみたいな~。
現在の桐山食品さんは、おやつするめ的な商品は扱っていないようだけど、するめ結構好きなんで、復刻されたら買いたいかも(笑)。
以上。