【2】より続く。
名もなき…いや、名称不明橋を振り返り。
まさに谷底…こちら側はさらにコンクリート階段を数段降りての着地となる。
上流側からのサイドアングル。
普段なら取るに(撮るに)足らない橋だが、この立地、この展開ならば話は変わる。
つうか、この谷底において、橋の高さはこれで十分なんだろうか。いざという時には危険そうに思うけど、頻繁に流されてそうな印象はないので、たぶん問題ないんだろうが。
前回最後に書いたとおり、
このまま下流側に進んでいけそうだった。
しかし、
「順路」は逆方向。上流側からの登り返しとなっている。
なのでまずは、
「順路」で左岸上の住宅地へと向かうことにした。
登りながら見下ろす、名称不明橋。
なんだろうなあ、この景の違和感。なんだかジオラマめいたというか。うまく表現できないのがもどかしい。
そうこうしてるうちに、
間もなく登り返し終了だ。
なんか標柱っぽいものと立て看板があるようだ。そこに何らか情報があればありがたいが、果たして?
まずは標柱だが、
河川名は既にわかっている。「西多摩建設事務所」というワードが登場したが、道や橋に関係があるのかどうかはなんとも。
そして期待した立て看板は…
「ごみ捨て禁止」かいな~(笑)。ダメだこりゃ。
改めて見下ろす、名称不明橋。
くどい感じで何度も申し訳ないが、いろんな角度からそのロケーションをお見せしたいので。なんかねえ、やたらハマってしまった。この橋とそのロケーションに。
思えば、これからその姿を拝みに行こうとしている森添橋のスペック(完成年度不明、橋長8m、幅員1m)を思い起こせば、ちょうどあの名称不明橋と似たような感じなんだろうなあと。
さて、地理院地図によると「順路」は、
せっかく登ってきた住宅街からすぐに外れて…
こっちだ。
さりげなく、車止めひとつ。
ここが、名実ともに「遊歩道」とされていた道の反対側入り口にあたる。なので、この場所にこそ先ほどと同じ「遊歩道工事通行止」看板が設置されてないとおかしいのだが、ぜーんぜん。立入禁止でもなく、「この先行き止まり」もなし。
じゃあ…逝かせてもらいますよ?まあ、どっちにせよ行くんだが。
またしても深沢川に向かって下りながら、
ほんとにくどく、見下ろし~。
この左岸側は、住宅街の造成に伴って(なのかもっと古くからなのか知らんけど)だいぶ手が入ってるようだ。やっぱ本来の「順路」は、川沿いだったんじゃないのかな。
道はぐんぐん降りてゆき、
そして…
にわかに、
雰囲気が変わった。
【4】に続く。