2023年3月20日・休日。珍しく「好天なのに仮住まいでのんびり」だったこの日、前の日からどうしても蕎麦が食べたくて、お昼は近所で評判のいいお蕎麦屋さんに行こうと決めていた。
で、少し遅めにその店に行ったら店内満席で、なんと蕎麦売り切れ!「おうどんならあるんですけど~」って、いかんせん、もうずっと蕎麦のクチなのよ(笑)。
どうしても蕎麦の食べたかったわたくし、歩いたら20分以上かかりそうな第二候補へと向かうことにしたのだが、その道すがら、玉川上水を渡るところで…
こんな橋に出会った。
あれ…仮住まい近所の橋は基本的に事前チェックで全部ハズレとジャッジしていたはずなのに、これ案外悪くなくない?
これも蕎麦が結んだ縁(笑)、ちゃんと撮っとこうと。ってな展開で、場所はこちら。北側よりアプローチ。
お名前は、
「千手橋」。
右の親柱には
「せんじゅばし」。
さほど広くないが交通量は多いこの橋、
西側に歩行者用の「千手小橋」が並行して架かっている。
その千手小橋から望む、
玉川上水・上流側。
ポカポカ陽気に流れもキラキラと。リフレッシュ~。
で、同じく小橋からのサイドアングル。
先に書くと、南側の親柱も漢字とかなでの橋名で、お誕生日表記は現地では見つからなかった。
事前調査では、Q地図様で近隣の橋の完成年だけザッと見て、結果「どれもわざわざ見に行く価値ナシ」と判断したのだが、このビジュアルだとわたくしの中では決して「価値ナシ」ではない。昭和30年代…くらいのものに近年手が入ってる感じに見えるが…?
千手橋、千手小橋を含めた、周辺の全景を南側から。
立派な木の生えた上水沿いの緑道の、なかなかいい雰囲気も感じていただけるかと。
で、千手橋・南側より。
銘板の内容は先述の通り。
で、気になったのが…
これなに?親柱の上のやつ。
親柱についているのかと思ったが、そうではなく置いてある(捨てられてる?)だけ。何かの蓋か?
どっかで見たことあると思って思い出したのが、歩行者道入口なんかに立っている埋め込み式の車止め、頂部がこんなんじゃなかったっけ?知らんけど。
最後に、下流側からのサイドアングル。
いやほんと、平日日中なのに車が多い。
帰って改めて調べてみて、ビックリした。この千手橋、なんと昭和9年製とのことで、それなりに改修はされていそうだが、思いっきり昭和ひとケタ橋だった。
なんでこんなのを見落としたかというと…Q地図様は物件の表示を経過年数に応じて色分けして表示させることができ、わたくしの主に探してるような古めの橋は濃い紫色なんだが、なぜかこの千手橋についてはそれが間違っていて、比較的新しい年代を表すオレンジ色表記になっていた。なのでハナから相手にしてなかったってわけだ。
いや~、こんなこともあるのね、と勉強になった一件だった。
で、肝心の(笑)蕎麦だが、この寄り道コミで30分以上かけて第二候補へ行ったら…すでにお昼時間終わって「支度中」に(泣)。時間的には間に合ってたはずだが、ここも売り切れたのか。
心が折れ、そしてスネちゃったわたくし、玉川上水駅のマクドで食って帰りましたとさ(爆)。全然蕎麦関係ないやん!
そしてまさかの、【次回】に続く。どう続くんでしょうね(笑)。