三島・源兵衛川のホットスポット【2】~源兵衛川橋梁(伊豆箱根鉄道駿豆線 三島広小路~三島田町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【お断り】

タイトル長すぎの文字数制限で入らなかったので割愛しましたが、物件名は(仮)です。記事中にもちょこっとその辺のこと書いてます。

 

 

【1】より続く。

 

 

 

さて、前回最後のこの写真。

お次は、(写真ではまだよく見えないだろうが)遠目にもいい雰囲気の、伊豆箱根鉄道の橋梁へ向かう。

 

もう一度階段を下り、川を歩いて接近したのだが、前回書いた通り、実際は踏切を渡って向こうの青緑フェンス沿いを歩くのが正規ルートだったようだ。明記はされてなかったように思うのだが。

 

 

 

 

 

でもさあ。

階段下にはこういう「撮影スポットこちら」な看板があるから、これ見りゃこっちに進むでしょうよ。

 

この時点で、さりげなく下に書かれている一文は、確かに目には入ってた。

 

 

 

 

でー。進みましたらば…

もしもし?これまでみたいな飛び石は?

 

 

 

 

 

いやいやいやいや…

めっちゃガチやん(笑)。

「川におちないように気をつけてね」ってアナタ、確信犯ですやん!

 

この時点ではまだこのルートが正規の遊歩道だと思ってたので、どんだけ楽しい遊歩道なんだと。この何かと責任回避、マイルドなご時世に、いや~三島市最高過ぎるなと。楽しさではここが最高潮だったかもしれない(笑)。

 

 

 

 

 

おっと、まだちゃんと橋梁を撮ってなかった。

シンプルさが逆に美しいこの橋梁、ポーナル型プレートガーダーだった(桁の補剛材の下端がJ型になっているのが特徴)

 

おおむね明治期のものであるはずのこの型式、改めて調べてみたら、豆相鉄道としてこの区間が開通したのは1898(明治31)年のことだとか。なるほど、しっかりと符合する。石積み橋台も素敵で、正直、ここまで歴史のある路線だとは認識していなかった。

 

つうか、田舎ならともかくこんなド街中で、ここまで鉄道橋梁に合法的に肉薄できる場所なんて、そうないのでは??

 

 

 

 

 

なのでー、

こんな感じのド迫力も堪能できるぞよ~。

 

 

 

 

 

橋梁直下を無事渡渉(笑)して、

この場所まで来て初めて、あ、ここが遊歩道正規ルートやん?ってなった次第。例の撮影スポット看板(おちないでね)、こっちにも設置されてる。

 

するとあのガチ飛び石(笑)は、誰かチャレンジ精神の旺盛な方が置いたものなんだろうな。ぜひともこのまま、「自己責任でチャレンジ可能」スタイルを維持してほしい。

 

 

そうそう、この小さな橋梁をじっくり観察したが、銘板の類は見つけられなかった。よってお名前も不明なのだが、きっと真っ当にこんな名前か?ということで、今回の記事タイトルとした。

 

 

 

 

 

さて、次の写真はお気に入り。

これまでにも写り込んでるのにしれっとスルーしてきたが、けしからんものがある。

 

お次はあれ。

 

 

 

 

【3・4】に続く。