憧れの岩屋谷・天空の隧道訪問記【8】(奈良県吉野郡上北山村白川) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【7】より続く。

 

 

 

13時21分、岩屋谷を後にした。

1108mピークへのこの登り返しで、いきなり残りの体力の半分を持って行かれた。

 

 

 

 

 

16~7分かけて登り返し、思わずヘナヘナと(笑)。

でもまあ、往路と違って基本あとは下るだけだから…そう思ってた。実に甘かった(笑)。13時47分ごろ、下山開始。

 

 

 

 

 

こっからしばらく、休憩しても空しか撮らなくなった(笑)。

本格的に現実逃避か(笑)。これは14時11分撮影。

 

 

 

 

 

これはどこだっけかなあ。

【写真提供:ペッカーさん】

天を仰ぐわたくし。疲れてるなあコイツ(笑)。

 

 

 

 

 

15時9分ごろ、往路で必死に登った涸れ谷の上まで戻ってきた。

久々に撮った、空以外。つうか、おんなじ姿勢じゃんわたくし(笑)。

 

下りだけじゃんとか甘い考えだったが、いやいや~。往路で一番しんどかった支尾根から主尾根パート、リバースも大変だった。落ち葉でめっちゃ滑るってことは、下りはさらに滑るわなそりゃ。で下ろした足が思いっきり流れて、一度派手にすっ転んだ。止まった時は頭が斜面の下になってたっけ。もうヘロヘロ~…な状態で。

 

 

 

 

 

なのでやっぱり、

空を撮る(笑)。ああ、奇麗だなあ~(呆

 

この復路は、往路とは違う手がかりの多いルートで下ることになっていたので、支尾根の突端となる876mピーク付近まで少々の登り返しがあったんだが、これがアホみたいに急で。

 

 

 

 

 

ダメージを被ったところで、

15時30分、激下り開始。

 

文字通りの激下りがずーーっと続いたが、確かに手がかりは豊富。これらを掴みながら降りていった。

 

 

 

 

 

最後には、

ガチの崖をズザザザー!と滑り降りて、

 

 

 

 

 

さらに滑り降りて(笑)、

【写真提供:ペッカーさん】

元の涸れ谷に復帰。

 

 

 

 

 

そして~

ぶっ倒れ(笑)。

 

 

 

 

 

から~の、

やっぱり空。

 

 

 

 

 

さらに~、

真上~(笑)。いや、マジで奇麗だったので思わず~。

 

 

 

 

 

あとはこの涸れ谷を

【写真提供:ゆたさん】

またひたすら下り…16時15分、最初の谷へとランディングした。ここでの休憩では、もはや一枚も写真撮らず。

 

 

 

 

 

もはやわたくし完全にヘロヘロ、歩き方もゾンビみたいになってた。

 

最後の最後にこの難関。

【写真提供:ペッカーさん】

これを慎重にクリアして…

 

 

 

 

 

16時54分、

前鬼川まで帰還!もう一息だ~。

 

 

 

 

 

ここでもゾンビのようにノロノロと

ウェーダー装着。

 

そういえば今回、迷った挙句に長靴でのアタックを敢行した。トレッキングシューズでやるべきかとも考えたのだが、これを履いた過去の探索ではもれなく足(小指とか)がめっちゃ痛くなってしまったので思い切って長靴登山とした。

結果的に疲労以外での足の痛みは一切なかったので、これはわたくし個人においては正解だった。やっぱあのトレッキングシューズ、微妙に小さいのを買っちゃったのね。

 

 

 

 

 

引き続きゾンビのように前鬼川を渡渉し、

【写真提供:ゆたさん】

最後の斜面を登るわたくし。極めて動きづらいウェーダーでのこの最後の急斜面直登、地獄のようにキツかった~。

 

 

 

 

 

そしてほぼ陽も落ちた17時10分、

【写真提供:ペッカーさん】

無事にデポ地へと生還!お疲れ様でした!

 

復路の所要時間は約3時間50分、進軍開始からだとほぼジャスト10時間。水平距離だと全然大したことないのだが、高低差も踏まえると、近年のわたくしとして間違いなく最高レベルのハードな探索だった。

 

 

目的を果たして無事に往復できたのは、すべてペッカーさんとゆたさんというこれ以上は望めない同伴者のおかげ。午後の深い時間に山中にいるのは個人的にはいつかのガチ遭難を思い出してキツくなるところだが、お二方のおかげでそうした不安を感じることもなく、落ち着いて戻ってこられた。

問題は、我が体力だけだったかな。やはり結局だいぶ足を引っ張ってしまって、時間が足りなくなってしまった感じなのが反省点…。

 

 

しばし談笑の後、現地解散。まさかこの期に及んでペッカーさんに恐ろしい運命が待ち受けていたとは、この時点では知る由もなかった…。それが何かは書かないけど(笑)。

 

あ、ちゃんと無事に帰宅されてるので、そこはご安心を(笑)。

 

 

 

 

 

最後に、業界初レポートとなったペッカーさん初訪問時の記事をリンクさせていただく。

 

 

 

いつものように大変なところをサラッと書いておられるので、油断しがち(笑)。

 

 

 

 

 

確かに、あんなにしんどかったのにまた行きたいとか思っている自分がいるなあ。外から見てみたいし、木馬道と仮定しての「道の続き」があるのかないのか、それも確かめてみたいし、もちろん滝も仰ぎ見たい。

 

…一日では無理っすな。

 

 

 

 

改めてペッカーさん、ゆたさん、その節はありがとうございました。これに懲りずまたご一緒させてください。

 

 

 

 

 

 

 

おまけ。

 

帰路、にんにくガッツリの濃厚なラーメンが喰いたくなって、天理市の彩華ラーメン(通称・天理ラーメン)本店に突撃。

サイカラーメン・バラチャーシュー入り大!

 

足!

 

なんかラーメンブログみたいな美味そうな写真が撮れたので載せたかっただけ(笑)。

 

 

 

 

 

以上。