【6】より続く。
隧道を鑑賞しつくしたわたくし。
残すは、岩屋谷滝・雄滝への表敬訪問。
つうわけで、その落ち口に接近して行くわけだが…
もうこの時点で、壮大な滝であることが如実に理解できる。
タメなしで、ご覧いただこう。
これが岩屋谷滝・雄滝落ち口からの景!超~絶景ナリ!
通常は滝ってまずは下から鑑賞するものだと思うが、滝外道なわたくしはいきなり上から失礼。
その落差130m(!)とも言われ、分岐瀑では日本一だとか。にもかかわらず、日本の滝100選からは漏れているらしい…なぜに?
ググっていただければ、この滝の姿は多くの先人たちの記録によって見ることができる。その壮大かつ優美な姿をどうぞ確かめていただきたい。
ちなみに、上の写真でいえば左上のほうはるか彼方に、一本の橋が見えた。…さすがにわからんか。
拡大してみると、
この赤いトラス橋。これは国道169号と白川集落をつなぐ白川大橋だ。
つまり逆に言えば、あの橋からこの滝が遠望可能だということで、実際ネット上ではその写真も上がっている。
この写真を、当日の帰りに「とんでもねぇ所に行った。」というタイトルで急ぎアップした。
こうして見るとめっちゃヤバそうなのだが、さほど怖さは感じなかった~。なぜかこういうのは割と平気なんよね。
そんなわたくしの姿。
自殺志願者には見えないと思うけど、どうすか?
時間と体力さえ許せば、この滝を下からも仰ぎ見たかった。
いやあ凄いわこの滝は。
つうか実際のところ、本当は先輩お二人は「外からこの隧道を見る」つまり断崖の中腹に開口しているこの隧道を見られるところを見つけることを目的とされていたはずだが、わたくしのペースに合わせていただいたせいか、すでにそういうオプションには時間を割けなくなっていた。申し訳なし…。
時刻は、13時。岩屋谷での滞在、もうすぐ一時間になろうとしていた。
滝への表敬訪問を終え、
そういえばやり残したことを思い出した。
前回にもう写真は出したが、
対岸からの隧道観察をね。
例の隧道は索道のものではないか、という推測もあった。索道であれば、対岸あたりに支柱の基礎など遺構があってもおかしくないってことで、チェックに来たのだが、そういうのも皆無。
まあ食べながら話していた時に、ゆたさんがそういうのはなかったとおっしゃってたのだが、まあ自分でも確認したくて。
対岸からの隧道ズーム。
色んな意味でガチな、謎の隧道。いつ頃に誰が何のために掘ったのか。
たぶん、真実がわかることはないんだろうな~。
そろそろタイムリミット。
美しい天上界ともお別れだ。
13時21分、岩屋谷を後にした。
ありがとう、天空の隧道と岩屋谷滝・雄滝。
【8】に続く。内容ほぼ残ってないけど。