大阪城公園駅開業の記録。 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

この記事は「そういえば大阪城公園駅の開業って10月10日だったよな~」と、10日に向けて思い立ったものだったが、いざ写真を探してみると、なんと10日でなく10月1日!もう過ぎとるやーん!ってなって、書くの止めようかと思ったのだが、せっかく写真も漁ったので、こうして書き上げた次第。

 

 

 

昭和58年10月1日、大阪環状線の新駅・大阪城公園駅が開業した。当時すでに「鉄」真っ盛りなわたくし、身近なエリアで国鉄の新駅開業はこれが初めてだったと思う。喜び勇んで開業当日に訪ねた、その記録を記事にしておく。

 

例によって、ぐっちゃぐちゃに入り乱れた膨大な写真群を漁って、思い当たる限りの写真を集めたのだが、漏れがあるかも。そして、当日の切符なんかも出てきた。

 

 

 

光の加減がおかしいが、

ホームの様子。

 

 

 

 

 

駅名標。

ここまでだけ見ると、さほど人がいないかのように見えると思うが、実際はかなりにぎわっていた。

 

 

 

 

 

いつものように、当時の「旅記録ノート」を紐解いて見ると、

このスタンプを押すのに50mほども並んでたらしい。すげ。

 

関係ないけど、サロンカーなにわって懐かしいなあ。…って書いたとこで気になって調べてみたら、なんと今も一応現役なんですな、あの車両。すげー。なんか胸アツ。

 

 

 

 

 

で、この写真だが、

垂れ幕を持っている男性は、全然知らないおっさん(笑)。ねじれてたか何かで見にくくなっていたのを、自分の子供さんが撮りやすいように直してあげたのだったかな?そこをわたくしも撮らせてもらった、みたいな感じだったかと。

 

40年近く前の写真とはいえ、あまりにガッツリとお顔が写ってるので、隠しておく。

 

 

 

 

 

橋上駅舎。

その後、大阪城ホールでのコンサートやその他、何度もお世話になった。もう久しくこの駅には行ってないが、駅舎自体は現在も変わってないはずだ。

 

 

 

 

 

当日購入した、入場券。

さすがに硬券入場券はなく、券売機で買った軟券。往時の軟券、ものによってはすでに退色して判読できないものも多々あるのだが、これは比較的よく文字を残してくれている。

 

 

 

 

 

当日は、このほかに開業記念入場券も購入した。

オレンジの鮮やかなスリーブケース。もちろん当時は国鉄時代、「大阪鉄道管理局」の文字に萌え~。

 

 

 

 

 

内容は、こんな感じ。

そういえば、今でも記念入場券とかって販売されているんだろうか?

 

 

 

 

 

当時はこういう数枚セットで

子供用も一枚混じってるパターン、あったな~。

 

 

 

 

 

裏面は、それぞれこんな内容。

当時は、大阪城築城400年まつりの時期だったんですな~。「21世紀の幕あけまでの18年間」なんてフレーズに、なにか不思議な気分にさせられる。思えば、トシとったわなあ…(笑)。

 

 

 

 

 

駅の説明だけクローズアップで。

10億で駅が出来たんですな…。

 

 

 

 

 

最後に、当日の切符。

あえて券売機で買わずに、窓口で往復券を購入。わかってるね~(笑)。てか当時、まだ券売機で帰るのはもっと近距離の駅だけだったのかもしれないけど。

 

 

ちゃんと大阪城公園駅の下車印をもらってたりとか、思いっきり「下車前途無効」と記載されてるのにA券B券両方残ってるってことは、駅員さんにお願いして貰うことに成功したんだろうな。

 

…ってことでこれまた当時の「旅記録ノート」を見てみると、京都駅で切符をもらえたのはこれが初めてだったみたい。当時はいろいろおおらかだったし、頼んだらまあまあの確率で使用済みの切符は貰えたもんだが、そういや京都駅は厳しかったですな、なんか思い出してきた(笑)。

 

そして(大阪城公園駅で)「運よくテープカットを見られた」とか書いてるから写真も撮ったはずだが、やっぱ見落としてるな。いやいや、記録として優秀すぎるぞ、我ながら…(笑)。まあもうそれを探し直す気力はないのでスルーするけど。

 

 

 

 

いや~、やっぱこういう記録って、残しとくといいですな。