安倍晋三氏の国葬が終わったら、例の宗教団体にかかわる報道はトーンダウンするんだろうか?と思っていたが、そうでもなかったな。まあマスコミか国民か、あるいは野党のセンセイ方が飽きてしまう程度の期間では、根本的な解決には至らなそうな気がするけど。
野党のセンセイ方もこれで騒ぐのに旨味がなくなったらサーッと引き潮のようにいなくなりそうだしなあ。結局同じ穴のなんとやらで。どうなるだろう。
とりあえず個人的に、特定の宗教団体が国政に深く食い込んでいて、自分らに都合の良いように影響を行使していた「可能性がある」ことは、純粋に気持ち悪い。この状況を実際に、かつ完全に正すことはなかなかに困難だと思うが。
ところで、どっかのバンドなりアーティストが例の宗教団体を題材にした楽曲とか発表したら、この国ではどういう反応になるんかな。そういうカルチャーがわが国には皆無だから、ガン無視されるのか、または大きな論争を巻き起こすのか?持てはやしたり叩いたり、いろんな反応があるのかな?
そんな流れで、MACHINE HEADの”Davidian”。
あの(どの?)「ブランチ・ダヴィディアン事件」を題材とした楽曲である。ブランチ・ダヴィディアンについては各自調べてタモレ。このMVの内容は、直接事件を想起させるようなものではないけれど。
まあ、終末思想を振り回していた点ではオウムとの類似が見られるし、ショーコーがデヴィッド・コレシュみたいな人間だったら、このブランチ・ダヴィディアンや遡って人民寺院事件のような結末を迎えてしまった可能性もあったと思う。なにごとも、凝り固まるのは良くないっすな~。ほんと良くない。
MACHINE HEADは、元VIO-LENCEのギタリスト、ロブ・フリンが結成したバンドで、ここではヴォーカルも務めている。
この楽曲は、94年発表の1stアルバム「BURN MY EYES」のトップを飾る名曲。ツカミとしては最高の部類に入るかなと。この曲でのクリス・コントスのドラムス、好きなのよね~。
94年といえば、事件の翌年。事件にインスピレーションを得て題材を採ったのかと想像できる。”LET FREEDOM RING WITH A SHOTGUN BLAST!”ってね。
リアルタイムで現代のバンド・アーティストがどんな題材の楽曲を演ってるのかは知らないが、20世紀の(笑)ヘヴィメタル系、ハードコア系のバンドは様々な社会問題を題材として採り上げていたものだから、この楽曲についてもそういう意味での違和感はない。逆に、扱う題材がヘヴィだから、こういう音になるのは必然というか。このあたり、我が国とはまったく事情が違うよなあ~。
とはいえ、我が国の最新事情もまた、知らんのですがね。
まとまりのない記事(笑)。
