憧れの人に会ったらこうなるよね。 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

埋め草記事として、モタスポネタを。最近YouTubeで見つけて微笑ましかった動画をご紹介。先日イギリスで行われた伝統的モタスポ行事「グッドウッドフェスティバル」でのひとコマである。

 

今回の目玉は92年F1王者・ナイジェル・マンセル(もちろんイギリス人)による、タイトルを獲得した時のマシンであるウィリアムズFW14Bのデモランだった。伝説的なマシンであるFW14Bとの取り合わせはまさに人馬ともにアイコニックというか、生で見られるだけで大感激モノであり、とくにイギリス人にとってはタマランものがあったと思う。

 

 

現在メルセデスからF1参戦中のジョージ・ラッセル(イギリスの次世代ホープのひとり)も2019年のマシン・W10のデモランで参加していたわけだが、ラッセルがパドックでこの「マンセル+FW14B」に出会った様子が、もうかわいらしくて。出会ったというか、明らかにこの「伝説的人馬」を見に来たんだろうけど(笑)。

 

 

 

 

動画冒頭、礼儀正しく緊張した感じでちょっと遠巻きに見つめるラッセル君。それに気づいたマンセルに「ヘイ、ジョージ!こっち来いよ!」的に呼ばれて、ちょっとはにかんだ感じで嬉しそうに握手するのがカワイイんだなあ(笑)。マンセルが気づくまで近づかないのもなんかいいなあと。っていうか、全体的なたたずまいやしぐさが、まさに「憧れの人に会えたらこうなりますよね」そのもの。

 

 

当時「大英帝国の愛すべき息子」と呼ばれ、常軌を逸した速さと精神的もろさを併せ持つ魅力的なキャラクターもあって、絶大な人気を誇ったマンセル。もちろん現在も認知度。人気は抜群であり、記録以上に記憶に残る名ドライバーだと言えると思う。

ラッセルが生まれたのはマンセルの戴冠よりももちろん後だが、レーシングドライバーとしてそんな母国の伝説的な先輩を大いにリスペクトしているのは当然であり、そのあたりこの動画から色濃く伝わってくる。マンセルも楽しそうに話してるし、こういうの、いいよなあ…。

 

 

 

日本ではアイルトン・セナのライバルとしてキャラ付けされたものの、プロストのように変にヒール扱いされることもなく、マンセルファンも多かったと思う。近年はまあまあの恰幅だったが、よくFW14Bのコックピットに収まったなあ(笑)。多少絞ったのかな?