だってフルオープンだったし。~Tダム工事用道路点描【後篇】(富山県某所) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【前篇】より続く。

 

 

O橋たもとの資材置き場的スペース前からの振り返り。

お次は、あの穴へと向かった。

 

 

 

 

 

正対。

これは…完成してるのかどうか判断しかねる外観だが…

 

 

 

 

 

これまたちゃんと銘板があったので、

どうやらトンネル自体は完工しているようだ。それももう6年半も前(探索日基準)に。

 

 

 

 

 

洞内左側側壁にはまた別の銘板があって、

それによるとこのトンネル(と道路)はTダム建設の工事用道路として誕生したものということで、「4号トンネル」という無機質な「本名」が明らかになった。

 

けど表の銘板には「Oトンネル」というお名前が記載されていたし、ダムの完成後には付け替えの道路として一般供用されるものと思われた。

 

 

それにしてもこの内容…好きな人には非常に興味深いものだ。

 

 

 

 

 

で、ここまでスルーしてきたが、このトンネル、

延長940mもあるってか。

 

距離も距離なら場所も場所だし、さすがに歩いて反対側まで行ってみようとはならなかった。今思えば後悔は無きにしも非ずだが、まあやめといて正解だったとは思う。

 

 

 

 

 

ちょこんと置いてあったこれ。

「最高最低温度計」と書いてあった。

 

 

 

 

 

さくっと、撤収。

面白い体験だった。

 

 

 

 

 

撤収時、O橋桁下に発見。

現役かどうか不明。特に蜂を見かけた記憶はないな~。

 

 

 

 

 

最後に、

ヤバい場所での記念撮影。今はもうない車なのにナンバーを隠すチキン野郎でございます(笑)。

 

背景のやじろべえ、この翌年10月に、TK橋として完成済みである。しかし工事用道路だからして、一般車の通行はできないとのこと。ダム完成まで待つしかないね。

 

 

 

 

以上、10年前にヤバい場所に迷い込みました、という記録でありました。今ではこんなとこ絶対入れないだろうし、トンネルまでよじ登ったようなルート、ダムができたらとんでもない場所になるんだろうな~。

 

まぁ時効ということで(笑)。

 

 

 

 

 

【備忘】

色々考えたんだけども今回の記事、「未成道」とはニュアンスが違うし、それぞれ橋とトンネルの記事としてテーマ分類した。