我ながらタイトルめちゃくちゃですな(笑)
ハードロック好きな人には知名度20%、世間的には知名度MAX0%、くらいかな~…って感じのQ5(キューファイブ)。まさかご存じの方は…おられますかな(笑)。
このバンドを紹介する時に必ず触れられるのが、ここんちのギタリスト、フロイド・ローズがトレモロ・アームの生みの親、って情報。確かにアーミングを多用したソロが聴かれたりはするけど、あの頃のバンドってだいたいがこんな感じのソロだったし、そのことが正直このバンドへの評価に大きく影響することはないと思う。…知らんけど(笑)。
わたくしが知ってるのは(そして持ってるのは)、1984年の1stアルバム「STEEL THE LIGHT」。これ典型的な、「隠れた名盤」ってやつですわ。
ほんのりとダサいアートワーク。けど80年代前半のマイナー系HM/HRにしちゃマシなほう(笑)。
わたくし持ってるのは、7曲ものデモ音源つきの
リイシュー専門レーベル「HIGH VAULTAGE」からの再発盤だが、再発されてからもすでに22年が経過(笑)。
アメリカのバンドなのに欧州の香り漂う哀メロが売りで、ヴォーカリストのジョナサン・Kの声質もどこか湿り気を帯びていて、サウンドによくマッチしてる。
そんな「隠れた名盤」から、バラエティを意識して4曲をチョイス。
スペイシーなタイトル曲“Steel The Light“。
クサいイントロに頬が緩む“Lonely Lady“。
アメリカンらしからぬバラード“Come and Gone“。
イケイケ系ロックンロール“Ain't No Way to Treat a Lady“。
どれも大のお気に入りでございます。よければぜひ~。