2016年2月28日の県内徘徊。プチお出かけだったから、なんにも記事にはしてなかったな~。
今回はその中から、なんか「滋賀県離れした」印象の橋をご紹介。
まずはこれ。
最初に目を引いたのは、この標識だった。場所はこちら。
その第一印象は、たぶん皆様と同じく
「背ぇ低ッッッ!!」(笑)。
「落石注意」「シカ飛出し注意」標識の下に、「路肩弱し」「倒木注意」の補助標識。ここは大津市道ではなくて林道なので、ちょっとクセの強い標識が設置されているってことなのだろうか(笑)。
という流れなので、
現場では、この橋自体はおまけだった。
なんでこの橋も撮っとこうと思ったのかといえば、橋自体のたたずまいというか、周辺の感じを含めた立地が、なんか滋賀県ではあまり見かけない類の雰囲気を感じたんですな。写真だけでは伝わらないんだろうけど。
その直感はある意味当たっていた。
橋のお名前、なんと「硫黄谷橋」!こんな名前の橋が滋賀県に存在するなんて。
何もないところにこんな名前はつかないだろうから、この谷筋に硫黄鉱山でもあったのか?とちょっと調べてみたが、その範囲では不明だった…つうか、かつて滋賀県内に存在した鉱山の一覧を見ても、硫黄鉱山は存在しなかった(少なくともそのリストには)。滋賀県には火山もないし、普通に考えて硫黄なんて名前の由来がありそうな土地柄ではないんだけどな~。
これぞまさに、「滋賀県離れ」。もっとしっかり調べたなら、面白いかもしれない。…まあやらないんだけどね(笑)。
もう一方の銘板は河川名。
「加河川」。
こういう「山中なのにどこか開けた感じ」とか、
もちろん滋賀でもあるんだろうけど、あまり記憶にないんだな~。
まあおそらくは、
わたくしの思い込みだろうけど。
こっち側の銘板は、
お誕生日と、
「いおうだにばし」。
硫黄谷か…。
その硫黄谷に沿って遡上する林道?が、
硫黄谷橋のたもとから分岐していた。
すこし進入してみたら、
えげつない洗堀が完全放置されていた。
二輪のオフ車なら行けそうだが、基本的にあまり使われてないっぽかったこの道、わたくしもここで引き返したが、なんか記事を書いてて今さらこの奥に興味が出てきた(笑)。
建物表記はなさそうだが、隠し畑的に人目を忍ぶような茶畑があるのが気になる(まあ進入はしないけど)。距離も大したことないし、そのうちプチ探索でも行ってみようか…。
…てな流れで、
標識から引っ張られて面白い展開を見せたネタだった。
以上。