三神隧道 (神奈川県足柄上郡山北町神縄) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2012年2月14日。聖バレンタイン・デイにおっさん二人、doodoongooさんに連れて行っていただいた玄倉林道アタックの直後に立ち寄った隧道をご紹介。

この日のネタであと記事にしているのは、最後に立ち寄った世附隧道

 

 

 

まずはこれ。

なんか書いてあったが、目がかすんでよく見えない…(笑)。自己責任でお邪魔。

 

 

 

 

 

正対。

オーラをまといつつある、コンクリート隧道だ。

 

現在地はこちら。見るからに、神奈川県道710号の旧道に見えるし、実際そうだと思う。

 

 

 

 

 

お名前は、


三神隧道。記事を書くにあたって調べてみたところ、読み方は「さんしん」隧道、1950(昭和25)年の建造だそうだ。

 

 

 

 

 

入洞して、振り返り。

むこうに見えるは、往時の氏の愛車、マーチコレットさん。

 

 

 

 

 

短い隧道なので、振り向けばもう

こんな感じ。

 

 

 

 

 

抜けて振り返り。

陽当たりの関係なのか、こっちのほうがきれいに見えるが、実はけっこうくたびれていた。

 

 

 

 

 

こちらも扁額は同内容。

この旧道の隧道は「三神隧道」だが、

 

 

 

 

 

実は現道の隧道は

お名前が違う。

 

 

 

 

 

こっちは

「神縄隧道」という。

 

神縄隧道の完成は1977(昭和52)年であり、この西方に建設された1978(昭和53)年建造の三保ダムと無関係ではないと隧道だと思われる。対する三神隧道はダムに先んじること28年。当初からダムができても問題ない高い位置に穿たれていたということになるな。

 

 

 

 

まあ、極めて殺風景なブツだったが、

素掘り隧道まみれだったこの日においては、かえって新鮮でよかった、という記憶がある(笑)。

 

 

 

 

以上。