今宵はどマイナーなバンドのどマイナーなアルバムをご紹介。YouTubeに上がってることにびっくりしたレベルでマイナーかと(笑)。
バンドの名はWALTONS、アルバム名は「TRUCK ME HARDER」。
89年?のアルバムかな?ドイツのバンド?たぶん。
何枚かアルバムを出してたと思うんだが、これが何枚目に当たるのかはわからない。また、他のアルバムを聴いたこともない。なんなら、なぜこのアルバムを買ったのかさえも記憶にない(笑)。
唯一覚えてるのは、某メタル専門誌でのアルバムレビューで70点くらいのビミョーな評価だったことで、これまた購入の動機にはならんよなあ普通(笑)。まあ結局は、行きつけの輸入盤屋でたまたま目にし、何かを感じたんだと思うんだが。
とにかく、わたくしこのアルバムを買った。そして大いにハマった。その事実が大事。出会いって大事(笑)。
さて本作、ジャケットの雰囲気から感じ取れる通り、決してメタルではない。カラッとした、かつパンキッシュな勢いもあるロックンロール。さりとて威圧感は少なめ、埃っぽさも控えめと、ライトな方(笑)でも聴ける敷居の低さが魅力だ。
決して「全曲素晴らしい!」とは言わないが、実に聞いていて気持ちがいい、スカッとする(弊社基準による)ロックンロール・アルバム。やっぱり、雑誌のレビューとか鵜呑みにしてちゃ~駄目よ(笑)。
本作の特徴は「トラック」を統一テーマとしているところ。いや、コンセプト・アルバムというにはチープすぎるけど。
このように
曲名はすべてトラック、トラックドライバーなどにちなんだもの。アルバム冒頭と最後のみならず、すべての曲間にもトラックの走行音のSEが挿入されているというユニークな造りだ。
余談だが、大御所AC/DCを引き合いに出すまでもなく、ロックンロールとトラックは親和性が高く、欧米の長距離トラックドライバーとか、ガンガンロックをかけて、みたいなイメージがある。日本だと八代亜紀とかだけど(イメージ古い?)。
ちなみにインナースリーヴは
カッコイイ廃トラック。こういうのに出会ってみたいな~。
そんなアルバムから、3曲ほどピックアップ(トラックだけに)してご紹介。いずれも軽快かつ疾走感のある、非常にゴキゲンな(死語)ナンバー。そしてリフが超かっこいい!
3曲目、“MY MOTOR”
5曲目、“TAKE YOUR STAND, TRUCKER!”
7曲目、“IT'S UP TO YOU”
どんなもんでしょうか?YouTubeにはアルバム全曲アップされていそうなので、よろしければぜひ。なかなか見つからんかもしれんが(笑)。
以上~。