京都市内の古い住所看板【8】 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

なんでか知らんけど、昨日までの連載めっちゃしんどかった…(笑)。

 

 

 

さて、毎月やってる住所看板ネタ。今宵ご紹介するのはコチラ…

といっても二枚あるけど、右のほう。

 

 

 

 

 

この提供会社は初めて見た…つうか、今に至るまでこれ一枚しか見たことない。

アクセサリー製造卸 

オリエンタルダマシン㈱

 

ググってみたけど、この会社名はヒットせず。廃業されたのか、どこかと合併されたのか。とりあえず現存しない会社であることは間違いなさそう。

 

ちなみに「ダマシン」とは象嵌細工のこと。「アクセサリー製造卸」っていう業種の広告看板ってのも、考えてみれば極めてレアな気がするなあ~。

 

 

ちなみに左側の「フジイダイマル」(藤井大丸/FUJII DAIMARU)は、京都に一店だけ構える地場の百貨店で、ちょっと業態を変えつつも現在も営業している。決して大丸のバッタモンではなく、1870(明治3)年創業の老舗である。ただフジイダイマル看板はかなりあちこちで見かけるので、ある時期からは撮るのをやめちゃっているのだが…(笑)。

 

 

 

 

 

あとはおまけだが、このオリエンタルダマシン看板を見つけた建物には、他にも魅力的な看板がくっついていた。ついでなので、それらも紹介してしまおうと。

 

 

まずはこれ。

「廣告貼ルナ」 これはなかなか古そうね…。

 

 

 

そしてこれ。

「クリーニング」。…の下にあるかすれきった文字…拡大して頑張って睨んでいたら解読できた。「アサヒヤ」。その文字のバックに左向きの矢印が書かれているようだ。

 

クリーニング店っていつごろから世の中に現れたのかわからないけど、これもだいぶ古そうな看板。木製だし。

 

 

 

 

 

この奥に「クリーニング アサヒヤ」があったんだろう…と思うだろうが、

驚いたことに(失礼…か?)実は今もあるんだな、100mほど先に。

 

少なくとも、2020年12月のストビューでは、営業されているお店が確認できる。息長くされてるんですな~、素晴らしい。

 

 

 

…という、意外な展開で〆(笑)。