千人場の滝の隧道訪問記【3】 (和歌山県東牟婁郡那智勝浦町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【2】より続く。

 

 

 

 

進軍開始から30分(寄り道コミ)、コンクリ製の堰堤が現れた。

 

もちろん右岸に上がってこれをかわせばいいのだが、わたくしとしては堰堤の建造年代が知りたかった。今目指しているブツと無縁ではないと思ったので。

 

 

なので、

右岸の崖(大したことないけど)をへつって、堰堤へアプローチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

したものの…

ないなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ないよ。

この規模の堰堤や砂防ダムならたいていあるはずの、工事銘板がなーい。

 

 

 

 

 

 

堰堤より振り返った景。

奥の右手に前回紹介した滝がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

右岸側によじ登り…

 

 

 

上流側からも見たけど、なーし。

このあと左岸側にも渡り、けっこうしっかり探したけど…やっぱり銘板見つからず。…チッ、なんだよ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

まあ仕方ない。

おもむろに遡上再開。

 

 

 

 

 

 

 

そのわずか2分後。

非常に謎な遺構が現れた。なんだあれ?

 

 

 

 

 

 

左岸側から突堤のように突き出した、コンクリ構造物。

その先端には切り欠き?的なものがある。真ん中あたりに勾配がつけられているのも見逃せない。これはやっぱり、かつての材木流しに関連した遺構なんだろうか。使途がさっぱり見当もつかないけども。

 

チラッと見えているが、左岸には「例の平場」が走っていて、この構造物の上は少し広くなっているようだった。うーむ。

 

 

 

考えても解決しないので、先へ進むとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

その少し先での、

「例の平場」の見え方。絶対自然地形ではありえないよなあやっぱ。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、なんともまあ、

穏やかな水の景って、心癒されるなあ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

とか浸っていたその時、左岸側に何かを感じ…

んんん~?

 

 

 

 

 

【4】に続く。