【2】より続く。
進軍開始から30分(寄り道コミ)、コンクリ製の堰堤が現れた。
もちろん右岸に上がってこれをかわせばいいのだが、わたくしとしては堰堤の建造年代が知りたかった。今目指しているブツと無縁ではないと思ったので。
なので、
右岸の崖(大したことないけど)をへつって、堰堤へアプローチ。
したものの…
ないなあ。
ないよ。
この規模の堰堤や砂防ダムならたいていあるはずの、工事銘板がなーい。
堰堤より振り返った景。
奥の右手に前回紹介した滝がある。
右岸側によじ登り…
上流側からも見たけど、なーし。
このあと左岸側にも渡り、けっこうしっかり探したけど…やっぱり銘板見つからず。…チッ、なんだよ(笑)。
まあ仕方ない。
おもむろに遡上再開。
そのわずか2分後。
非常に謎な遺構が現れた。なんだあれ?
左岸側から突堤のように突き出した、コンクリ構造物。
その先端には切り欠き?的なものがある。真ん中あたりに勾配がつけられているのも見逃せない。これはやっぱり、かつての材木流しに関連した遺構なんだろうか。使途がさっぱり見当もつかないけども。
チラッと見えているが、左岸には「例の平場」が走っていて、この構造物の上は少し広くなっているようだった。うーむ。
考えても解決しないので、先へ進むとする。
その少し先での、
「例の平場」の見え方。絶対自然地形ではありえないよなあやっぱ。
しかし、なんともまあ、
穏やかな水の景って、心癒されるなあ…。
とか浸っていたその時、左岸側に何かを感じ…
んんん~?
【4】に続く。