R.I.P. マイク・ハウ | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

本日(7月28日)、悲しいニュースを知った。わが青春のバンドのひとつMETAL CHURCHの二代目ヴォーカリスト、マイク・ハウがこの世を去ったと。まだ55歳の若さで。

 

くしくもこの日、元SLIPKNOTのドラマー、ジョーイ・ジョーディソンも亡くなったというニュースもあった。が、個人的にSLIPKNOTは直近までほぼ聴いてなかった(音楽を聴かなくなってた時期にデビューしたため)ので、申し訳ないがやっぱマイク・ハウの訃報のほうが衝撃で…。

 

 

 

彼が参加したのは、89年の3rdアルバム「BLESSING IN DISGUISE」から。こちらと91年の4th「THE HUMAN FACTOR」での彼しか知らない(次作「HANGING IN THE BALANCE」はあまりのジャケの酷さに内容が入ってこず・笑)が、いずれも名作。前任者デイヴィッド・ウェイン在籍時の1st、2nd含め、初期の4枚全てが我が青春の大切なアルバムたちである。

 

 

特に、「THE HUMAN FACTOR」は、

このアルバムのツアーで(たぶん)初来日を果たしたので、ひときわ思い出深い。もちろん参戦した。しかもなぜか、現・嫁さんといっしょに。

 

 

 

 

 

このアルバムからは公式のMVが二本、遺されている。

 

“In Harms Way”。

 

 

 

 

そして“Date With Poverty”。

 

タイトなプレイと卓越したソングライティング、それともちろんヘヴィメタル・バンドとしての必要十分なパワー…。どちらのMVもとハウの魅力を伝えている。ハウ、めっちゃ若々しいな…。

 

特に“Date With Poverty”はバンドにとってだけでなくメタルシーン全体を見渡しても、「ファンキー」「グルーヴィー」の新たな「メタル的解」を提示した、画期的なナンバーじゃないだろうか。しかも「困窮」についての歌なんて、メタルで聴いたの初めてだったし…。

 

 

ともすれば「重すぎ」感のあった前作を経ての、この独特な軽さと重さのバランス…とっても新鮮で、個人的には非常に好印象、まあよく聴いたなこの曲、そしてもちろん、アルバムも…。

 

 

 

 

 

 

改めてマイク・ハウとジョーディー・ジョーディソン、それぞれの冥福を祈りたい。