【22】より続く。
12時4分、現世へと帰還。
ここからのフラットダートは、歩きやすいスニーカーで。いや、お見苦しくて申し訳なし(笑)。
改めて、対岸の道を。わたくし、今や「町道扇谷奥山線」というお名前を知っている。
石積み護岸が素晴らしい雰囲気…って、あれ?
アレはもしかして?
誰のか知らんが(微笑)。
ああ、わたくしもグイッといきたいわ(笑)。
さて、お世話になったウェーダーを、
お返しする時が来た。
身支度を終え、12時15分。
去り際に、最後の一瞥。
大満足だった。来て良かった。また来ることがあったら、よろしくね。
さて、ウェーダーをお返しして…って、
めっちゃ車、増えてるし!
実際、黒い軽トラの陰になってるが、もう一台いる。計五台の車が停められていた。一瞬のたじろぎのあと、ハタと気づいた。こりゃ困ったぞ?と。
というのは、ウェーダー返却の際は荷台に置いといてくれればいい、ということだったのだが、知らん間に増殖した(笑)軽トラのせいで、どの車だったかわからない!あらら…どうしよ?
ちょっと困ったが、デジカメの撮影データをさかのぼり(500枚以上撮ってたからけっこう時間かかった・笑)、朝方の写真を確認したところ、幸い小さくナンバーが写っていてくれたので、めっちゃ拡大してようやく特定できた。結果、一番向こうの軽トラが正解。いや~、よかった。
荷台に置きながらふともう一台を見ると、運転席でおっちゃんが一人、就寝中(笑)だった。起きておられたらもちろん声をかけてお礼を言うところだったが、ぐっすりな感じだったので控えておいた。他のおっちゃんたちはどこに行ってるんだろう?狂小屋からカラカン谷に入ってるのかな?
残り三台の車は、例のミスターたちだろうか。
12時21分、帰還への最後の行程へ。返却するのに6分もかかっちゃったわ(笑)。
12時38分。
往路におっちゃんたちの軽トラを発見した、ほぼ同じ場所で。新たな車、来てるね~。
15分後(!)にすれ違ったのを振り返って撮影。
この他にももう一台、遠くに車が見えた…が、なぜか途中で引き返していったので、すれ違うことはなかった。
当然カギを開けて入ってきているのだから、地元民か「関係者」なんだろうが、思った以上に人が入ってるなあ、この道は。
12時58分には、
いや~、ほんと思いのほか人が来てるな(笑)。
まあ、扇谷を越えて常世の国にまで踏み込む人は限られているだろうけど。
で…実はまだ探索せねばならない場所が残っているのだが…覚えておられるだろうか。
このスクショ最下部、九十九折りで登る作業道らしき場所を往路でスルーした。ここをチェックしないと。…記事的にはもう1ヶ月も前のことだから忘れてますわな…(笑)。
13時7分。
その現場前。
が、しかし。結果から言うとここ、
よくわからなかった。
上まで登ってみたが、何の作業場だったんだろうか。
この平場をとことん詰めればなんかあったのかもしれないが、もう興味をなくした(笑)。つうか、最後の最後でここの登りは、いささかキツかった。おっさん、疲れちゃったの(笑)。
てな感じで、撤収。
おお、扇谷姫街道橋が。
ゴールは近い。
13時23分、ゲートへ帰着。
一般人の世界(笑)へ帰ってきた。もう安心していいだろう。
復路、不毛な探索がなければ1時間を切ってたはずだが、さすがいささか足取りが重かったのは確か。万歩計が楽しみだ(笑)。
13時25分、
無事、櫨原望郷広場へと帰還!
なんだかんだで、探索時間7時間3分。なかなかの「アルケアルケ探索」となった。
万歩計(アプリ)は?と…
33,289歩。
一般的に身長×0.45が目安ということなので、それをもとにおよそ75cmだとすると…24,966m、約25km。路盤事情から少し歩幅が短かったとしても、20km超えは間違いないだろう。いや~歩いたわ。
この探索で、スニーカーと長靴、両方逝ってしまった(笑)。
もともとボロかったスニーカーはバラバラになる寸前レベル、
長靴は縫製がほつれてしまった。アイヤー(笑)。
一応まだもうちょい使うつもりだが、長靴はもうアカンかな…。
勢いで敢行して正解だった、狂小屋探訪。来て良かった、やって良かったの充実感満点気分で、櫨原望郷広場を後にした。
もしその気になってシバキ残しを回収しようというその時には、ダホンちゃん(折りたたみ自転車)を投入しよう。それだけでもだいぶ違うだろう。
以上、完結…なのだが、ちょっと最後に【番外篇】を。
どんだけー。