えー、予習はお済みになった?「記事タイトルの「禁断」の意味、デリケートな雰囲気は感じていただけた?
本日から何回かに分けて記事にするのは、
ズバリ、前回はスルーした「ルートB」を辿った記録である。
ルートAに比べて半分程度の距離で目的地に到達できるルートながら、激藪に辟易して突入をやめた前回だったが、結果的には正規ルートである「A」をチョイスして良かったと思う。初訪問はやっぱり正面からお伺いしないと。で今回は、そのシバキ残しをやっつけに来た。というわけ。
最初に書いておく。この連載は前回ほどデリケートな内容にはならないが、引き続き場所は伏せて進める(調べれば簡単にわかるとは思うが、それはそれ)。
ウチのお客様はオトナばかりだと思うので信用するが、くれぐれも具体的な場所や地名や名称など、もしわかったとしても知らんふり(笑)しといていただきたい。そこんとこ宜しく。
では、始める。
2021年4月11日、2年半ぶりの再訪。
「B」の入口がもう見えている。
前回の9月に対し、今回は4月。大して変わらんだろう、と覚悟していたが、
おおっ!今回は小マシだ。「道の入口ですよ」と言われて、そうかも、と一応は思えるレベル。
ちなみに前回はこんな感じだった。
見比べると、今回だいぶマシよねえ。これくらいなら楽勝だ。
ここで大事なことを書いとかないと。
ここは、決して立入禁止ではない、ということ。
(前回と違って)「禁」に触れなければ、誰に咎められる筋合もなく歩いていい道である。これ、強調しておく(笑)。では、レッツゴー。
だいぶマシとはいえ、
背丈は優に超えるんだけどね。まあ10mもない間だけだ。
それをクリアした先には、
果たして「ちゃんとした道」が延びていた。出だし快調だ。
進入して2分で、
三つ鳥居みたいな電信柱が現われた。まだ新しそうに見えるが、架線されていない。なんだろう?
この先が、
この日最高コンディションの道路風景だった。幅員的には完全に車道…ですな。
写真からは伝わりにくいと思うが、進入してから一貫して下っている。地図によれば、二回の折り返しだけで川面近くまで降りないといけないのだから、当然だ。
残念ながら、こんな良コンディションの道は、ここまでだった。
にわかに道幅が広がり、路肩が曖昧になり、
そして、
左下に新たな平場が現われた。これは、最初の折り返しがもう間もなくか。
んが!
さっきまでの極上なコンディションがウソのように、文字通り道が消失。どうなってんだ!?
前途多難の予感…。
【2】に続く。