【4】より続く。
しでのき橋のチェックを済ませ、
いよいよ、見上げる位置に残る旧道へと向かう。
アプローチは割愛するが、
さほど大変ではなかった。
チョチョイのチョイ(死語)で、
旧道路盤へ到達~。場所はおおむねこのあたり。
平成16年に放棄され、現道との取り付きを失った、真正の廃道。この区間がダートだったのか舗装されてたのか、もはやわからないが、ガードレールが健在なこともあって、完全に「道」の体裁を保っている。
現道から隔絶した旧道廃道となると、唐尾隧道旧廃道以来になるな~。
同じ場所で振り返ると、この景。
これは、このさきで現道によってぶった切られているであろう方向。こっちは後回しにして、進むとしよう。
足元には、
キロポスト。10.8km…か?
見おろす路外には、
しでのき大橋としでのきばし。
進み始めるとすぐに、
何か見えてきた。
それは、
ぶっ倒れた「落石注意」看板。
その向こうでは、
最初のプチ崩落。
明るすぎる行く手には、
怖さしか感じない…前もってあの惨状を見ているから。
やがて、
道が、なくなった。
【6】に続く。