【1】より続く。
つうわけで、吊り橋に惹かれつつもそれは後回しにして、
もう少し先までノートさんを移動。
しでのき大橋からは、またけっこうな登り。ここが、おそらく新道区間のほぼ中間地点くらいかと思われる。ここからはまた徒歩での確認行。
左カーブを立ちあがるとすぐに、
しでのき大橋に瓜二つの新たなる橋が登場。現在地コチラ。
お名前は、
西股大橋。
この橋からは、より核心に触れる光景を見ることができた。
が、目標物はハッキリと捉えた。
山抜けで半ば埋没した、コンクリートの洞門。
間違いない。旧道が放棄されるに至った理由そのものを、今目撃しているんだろう。
行きたい。あそこに絶対。
ただ、一見してこっちからのアプローチは断念した。わたくしのスキルではあの崩壊斜面横断にチャレンジすべきでないし、さりとて高巻きでかわせるレベルじゃないのは一目瞭然。やはり最初に見つけた、しでのき大橋南側から攻めるしかないな。
アプローチルートは確定した。あとは、
こちら側の新旧ルートがどのように交わるのか確かめたいので、さらに進む。
ここらも、左上には旧道が残っているはず。
見上げてみると…だいぶ上やな…。
おわかりだろうか、赤マル部分。
ハイいました、ガードレール!
さらに登ってゆくと(けっこうな勾配、伝わるだろうか?)…
そのつもりで見てればすぐに気付く。旧道が接近してきたのを。
数十m上から振り返り。おお、素晴らしいアイテムが旧道に残っておるぞよ。
そう、これ。
標識。「路肩注意」か?はたまた「落石注意」か?
あのあたりから、旧道はガッツリと削られて道の体裁を失っていて、
あそこ、コンクリ舗装とダートの境目、あれが新旧合流点に違いない。場所はおおむねここらへん。
そっから振り返ると、こんな感じ。
旧道は赤線のような線形でこちらへ続いていたに違いない。
できることなら、ここから西股大橋付近までの旧道を辿りたかったのだが、
わたくしのロースペックな身体能力では、絶妙に取り付く島がない(泣)。
ほんの2mほど登れれば済みそうなのに…。標識まで視認しているのに残念ではあったが、断念。今思えば、行ったん西股大橋まで下って、改めて旧道にアプローチすればよかったが…。まあ仕方ない。
それではいよいよ…
の前に、アレ。
【3】に続く。