甲五の町橋梁 (東海道本線 穂積~大垣) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2010年5月3日、初めての煉瓦祭り。この日のネタで記事にしてるのは、朝練の際の円興寺トンネル室池橋梁。今宵のお題は、その序盤で出会った物件。

 

 

 

久しぶりに書くので一応補足しとくと、「煉瓦祭り」とは、その昔シーズンごとに行なっていた、ひたすら煉瓦物件(主に鉄道下の煉瓦橋梁や暗渠)をシバキまくるという催し。この初回は比較的まだソフト路線だったが、徐々にクレイジーの度合いを増していったっけ(笑)。

 

 

つうわけで、まだまだソフトなコレ(笑)。

下り線側(南側)より。場所はコチラ

 

ここで特筆すべきは…お気づきだろうが橋梁内に突っ込むレール。

 

 

 

 

 

まるで、

これ自体が鉄道を通す隧道のような佇まいに見える。

 

 

 

 

 

かろうじて見える銘板によると、

甲五の町橋梁、だそうな。

 

 

 

 

 

で、先ほどのレールが何かというと、

こういうこと。

 

かつてはこの水路に木材を並べて暗渠化し、その上を歩けるようになっていたようで、その木桁の土台として古レールが渡してあったのだった。既に使われなくなって久しい様子で、ある意味これも廃道?

 

 

 

 

巻かれた煉瓦は

状態が良くってきれい。切石の側壁、デフォルト通り。

 

 

 

 

 

抜けまして、

こちら上り線側(北側)。しっかしヘボい写真…。なんだこの画角は。

 

 

ここみたいに、かつて上を歩けるようになっていた痕跡のある橋梁、特に東海道本線下ではときどき見かける。この次のやつも同じようなのだったが、それはまたいつか。

 

 

 

以上。