先ごろ、AC/DCの新曲“Shot In The Dark”が発表され、26日にはMVが公開された。
遅ればせながら一聴してみて…思わず笑ってしまった。まるっきりいつも通りやん、って。彼らの70年代のアルバムに入ってた曲だって言われたら、ああ、そうだっけ、てなもんだ。しかしこれが、2020年の最新作なんよね。
もちろんこれが褒め言葉であることは、ロック好きなら当然わかってもらえるはず。彼らが変わる必要なんてこれっぽっちもないし、そんなことこれっぽっちも求められてない。まさに、「世界最強の需要と供給のマッチング」である。もう、すっかり嬉しくなってしまった。
70年代から頑固一徹、リフが命のシンプルなタテノリのロックンロールを演り続ける漢たち。激シブ。カッコ良すぎ。
マルコム・ヤングが亡くなって甥のスティーヴィー・ヤングが後釜に入っているが、その影響も感じさせない。もしかしたら、音源はマルコムが存命中に弾いてるのかもしれない(それはないか…)が、そう思うほどにまるっきり変わらぬサウンドだ。これぞロックンロール界の最高峰、正真正銘の生けるレジェンド。全員がおじいちゃんだが、おじいちゃんだってロックできるのだ。2分17秒~のアンガスを見よ!
マルコムの死はどうしようもないが、クリフ・ウィリアムズやフィル・ラッドの離脱、ブライアン・ジョンソンの耳の病など近年の良くないニュースを知っていただけに、もう作品を発表することもないんだろうと思っていたのに…なんとヤツら全員が戻っちゃってるじゃないの!こんなに嬉しいことはない(アムロふう)。
ワシもまだまだ落ち着くには早いわ(笑)。
これは、11月のアルバムも買わなアカンやつですな…。