今宵ご紹介するのは、我がホーム滋賀県随一の暗闇洞として一部で有名(笑)な横谷トンネルである。
ここを初めて訪ねたのは、キャリア初期(謎)の2009年6月18日。この日の撮影が不十分でずっと撮り直しに行きたいと思っていたものの、近場の甘え&長らくここの林道(広域基幹林道鵜川・村井線)が通行止めだったこともあり、ようやく再訪したのが今年、2020年5月17日の「STAY HOMETOWN県内徘徊ツアー」の時だった。
まずは初訪問時の記録を。この日は朽木村井側からアプローチした。
手前の右カーブのあたりから、早くも遠望できる。
こういう見え方するトンネル、滋賀ではここだけ?かな?なかなか険しい立地。
手前の谷に見えているのは、林道の旧道かもしれない道。この後少し辿ってみたが、割愛する。
で、トンネルに到着して、
扁額を撮って…
銘板も撮って…
なんと、ポータルの全景写真を撮り忘れたっていうね。何を考えとるんだねキミぃ!
まあこれが、撮り直しに行きたかった要因の一部だ。
なんか知らんが、
ポータル上に登って撮ってた一枚。あ、そうそう、現在地コチラ。
ちなみに谷底の旧道?とは、蒼い弾丸号の後ろからつづら折りでつながっている。
でー。
いきなり畑側へ。
当時はここがそんな暗闇トンネルって意識もなく来たもんだから、洞内の写真なんて一枚も撮らずに抜けてきてしまった。確かに洞内で「暗っ!」って思った記憶はあるんだが。洞内の撮り直し。これが、再訪したかった最大の理由だ。
ちなみに、上の写真には貴重なものが映っている。
この、横谷トンネルのスペックを含んだ図解看板だ。
なぜ貴重かといえば…再訪時、2020年5月17日の写真を見ると、
スカーンと無くなっておりまする。
どこに行ったかと申せば、
ポータル左脇に、くちゃくちゃになって打ち棄てられておりました。よよよ…酷い。
人為的なものか災害的なものかは不明だが、まあこの様子じゃ復旧されることはなさそうな…。林道系のトンネルとか、まれにこういうトンネルの案内看板が立ってるやつがあるが、大方こういう運命を辿るんだろうな…。
洞内からの、鉄板の構図。
うん、これも撮りたかったやつ。
そしてそして、肝心の
闇黒洞内を一枚。
まあこれじゃ全然伝わらんよな…。
つうわけで、せっかく再訪したこの日、動画を撮ってきた。この日は初訪問と逆で畑側から登ってきたので、その方向での動画となる。
「無照明・洞内勾配・カーブ」の暗闇三重奏(笑)に加え、二ヶ所の退避所。闇黒洞としてのツボを抑えた洞内の様子をご覧あれ。二度、車のライトを全消灯しての「闇を愉しむの儀」も行っております(笑)。
改めて見てこのトンネル、暗闇トンネルとしてはけっこう関西でも上位ランカーじゃないのか?なんて思った。あ、もちろん現役トンネルが対象ですよ(笑)。
で、抜けまして~の、
ようやく撮影叶った朽木村井側。
今思ったんだが…初訪問時、よくここに登ったな。けっこう危険やないの(苦笑)。
で、こっちからも
洞内を一枚。
そうそう、無照明であれば、こっち側でカーブしてる時点で闇黒は約束されたも同然なのよね。バイクや自転車だとリアルに(物理的に)怖そう。
つうわけでここ、地味にネタとして楽しめるので、お近くへお越しの際はどうぞ~。
以上。