八反田第一函渠 (牟岐線 地蔵橋~中田) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 

2019年7月28日、よととさん宮川さんとの四国遠征2日目。この日のネタで記事にしているのは、夕刻の学島橋と、幻の学北橋のみだが、今宵ご紹介するのは、お昼頃に訪ねたメインターゲットのひとつ。

 

 

 

 

まずは最初に地図を。西(南)側より接近。

 

 

JR牟岐線の築堤、その下に…

異形の穴。

 

これがお目当ての物件、八反田第一函渠。大正2年建造、土木学会選近代土木遺産Bランク。

曰く

「確認できた中では国内唯一の迫出し式の石桁」だとのこと。

 

「確認できた中では」というのがミソなのと、実際には「鉄道下の物件としては」ということだと思われるが、それでも「国内唯一」の響きは魅力的である。

 

 

 

 

 

で、もちろん

実物はそれ以上に魅力的である。

 

石桁の鉄道橋梁、暗渠自体がレアものではあるが、どうしてここに迫り出し式が採用されたんだろうか。

 

 

 

 

 

上に気を取られがちだが、

側壁部も摩訶不思議(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

東(北)側。

見るからにガッチガチ!堅牢そのものである。

 

 

 

 

 

 

 

こちら側には、

「八反田第一函きょ」と書かれたサビサビの銘板?が。上と下にも何か書かれていたようだが判読不能状態。

 

となりには手書きで、名称と牟岐線起点である徳島駅からの距離程「7K528M26」、そして「延長1M83C」と書かれている。

 

 

 

 

 

 

こうやって

引きで撮ってたら、どうも列車がやってきそうな雰囲気。これはチャ~ンス!

 

 

 

 

 

 

で、待ち構えて撮ったものの、

なんだかパッとしないデキ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

ノートさんが睨んでるわ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

いやいや~、

素晴らしい物件でありました。

 

 

 

 

以上。