学島橋と、幻の学北橋【1】(徳島県吉野川市川島町三ツ島~川島町児島) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2019年7月28日、四国遠征2日目も夕方にさしかかった頃、衝撃の出会いを果たした橋をご紹介。拙ブログ初の、徳島県ネタでございます。

 

 


吉野川市にぜひ見ておきたい橋があるからということで、すでによととさん、宮川さんとはお別れしていた。無事にその橋を訪問し、基本的にあとは帰るだけのつもりで、のんびりと国道192号を東進していた16時すぎ。カーナビに表示された一本の橋に反応してしまった。大河・吉野川を跨ぐ、細くて長い橋表記。

 

気になりつつもスルーしかかったのだが…通りすがりに見た、その橋への取りつきの様子が決定打だった。コレはスルーしては駄目なやつに違いない。

 

 

匂う。匂いまくっている(笑)。

 

 

 

即刻、戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

つうわけで、まずはこれ。吉野川右岸の堤防上より。

現在地はコチラなんか地図と実際の道と絶妙に違うのだが、まあいい。

 

左端、堤防外側に見えるのが、国道192号。西から東へ、写りこんでる車と同じ方向で走ってきた。で、問題の橋への取りつきは、国道からほっそい斜路でこの堤防へと上がり、また降りていくというもの。写真右端が、問題の橋への実質的取り付き路入口になる。

 

 

 

 

 

 

 

それが、コチラ。

うーん、さらに曲がってるじゃないの。焦らすなぁ~オイ(笑)。

 

まあこの立地は…

まず「アレ」に間違いないだろう。しかも弩級の。

 

 

 

 

 

 

手前で謎のダートが分岐してるが、

もちろんそっちではなく。

 

 

 

 

 

 

この絶妙な「簡単には見せてあげない」感、

めっちゃ萌えるんですが…(笑)。

 

 

 

 

 

 

嬉しいことに、予想を裏付ける標識を発見。

「転落注意

この潜水橋

巾員3.0メートル」

 

やっぱり。「それ」しかないと思っていた。「中央部走行」とキタもんだ。ステキ橋の予感しかしないぞ!

 

 

 

 

そして、橋の直前には

9t制限標識。いや、もうほぼ見えてる~。

 

 

 

 

 

 

 

ではでは…満を持してご覧にいれよう。

 

ドォーーン!!

自分史上ダントツ最大の、超弩級潜水橋だ~!

 

 

徳島といえば、押しも押されもせぬ潜水橋王国。その程度の知識はもちろんあったのだが、おそらくそういうエリアまで到達できるほどの時間が今回はなかろう、と思って、潜水橋についての事前リサーチはほぼしていなかった。

 

ゆえに、完全に予期せぬ出会い。それがまた嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

お名前は…こんなところに。

「がくしまばし」。

 

 

 

 

 

 

少しだけでも橋上に進み出せば、

パッと開ける、解放感あふれる視界。最高に気持ちいい。

 

ステキなことに実はこの学島橋、県道125号市場学停車場線の橋である。県道指定されている潜水橋、激レアってほどでもないのだろうが、好き者の心をくすぐる要素であることは間違いない。

 

まあ現在、実際には向こうに見える立派な阿波麻植大橋が同路線の橋として機能しているのだが、この学島橋もまだ県道指定は外れていないようだ。

 

 

 

 

 

 

のんびり周囲を眺めていたら、

車キター!

 

そう、ここ、たま~に通行する車がある。橋は一直線、かつたもとで退避が可能なので、先入車優先での交互通行かと。

 

 

 

 

 

 

 

潜水橋だけに

シンプルなつくりではあるが、

 

 

 

 

 

 

さりとて脆弱な印象はない。

この手の橋で9t制限ってなかなかだと思うが、伊達じゃないってことか。

 

 

 

 

 

 

舐めるように見てると…おっと、

銘板を発見~。

 

 

 

 

 

 

 

 

「2006年8月」とあるが、同時に「H17災害国補第377号」との記載も。

 

「橋の博物館とくしま」(https://www.pref.tokushima.lg.jp/bridge/)によれば、学島橋の完成年は1955(昭和30)年となっている。おそらく災害によって破損し、2006年に補修された(と思われる)際の銘板なのだろう。

 

 

 

 

 

 

同サイトによると、その橋長は362m。

正に、威風堂々。

日本最長の潜水橋/沈下橋がどこにあるのかは知らないが、この橋はけっこうな上位ランカーなのではないのだろうか。

 

 

この時点では、「二つの驚きの事実」を知らなかった。うち一つは、現地でわかりようもなかったもので、もしわかったとしたら、完全なるシックス・センスの持ち主だろう(笑)。

 

まあそのへん、次回以降に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、橋を渡って対岸へと参ろう。

 

 

 

その様子を動画に撮ったので、どうぞ。

あの萌え萌えのアプローチ(笑)がこの橋の魅力をさらに高めていると思ったので、わざわざ戻って転回して撮影した労作(爆)である。ギシギシいってるのは、スマホを固定してるサンシェードの付け根の音なので、お気になさらず。

 

 

 

 

 

【2】に続く。