STAY HOMETOWN@滋賀シリーズ、第五弾。滋賀県の緊急事態宣言は解除されましたが、県をまたいでの不要不急の移動は控えてほしいということで、当企画も継続でございます(笑)。
2018年4月29日、某所探索OFF(あえてリンク張らず)の後の日没間近に見つけた、好ましい小品(当社比)をご紹介。
いきなりこのアングルで始まるのは珍しいんだが(笑)。
はい、わたくしの大好物である、古めのシンプルな桁橋であります。場所コチラ。
北側より正対。
うーん、無駄なものがなにもない。素敵。
余裕のある幅員、地図で見る限りはこの道、滋賀県道248号天満一色線の旧道だと思われる。かつての県道橋といわれれば、なるほど納得な「格」を感じなくもない。
お気づきになっただろうが、
けっこう斜めっているのがポイント。
残念ながら親柱の銘板は
四本全て失われていた。このことから、もしかすると戦時中の金属供出を受けた戦中橋かもしれない。
橋上から見る上流側。
川の名前は調べきれなかったが、ちょっと特徴ある川よなあ。人口の水路か?
こちら下流側。
このアーチを連ねた欄干の意匠、やっぱそれなりに古いように思う。戦中橋説、アリでしょう。
南側より正対。
橋梁愛好家にも軽んじられる傾向がある(気のせいか?)この手の桁橋、ほんと好きだ。こういうのをひとつひとつ拾って地味~に記録していきたい所存(いきなり所信表明)。
最後に、おまけの業務連絡。
宮川さ~ん、この橋の近くにこんなんありましたよ~。
石桁の暗渠と、
ささやかな石桁五枚橋(七枚中二枚はコンクリ板)。
これだけはアレですが、どっか行かれるついでにでもどうぞ~。
ちなみに、明日も宮川さん物件でございます。
以上、業務連絡終わり(笑)。