STAY HOMETOWN@滋賀シリーズ第三弾~。
2013年10月6日、高島市徘徊の際に発見した橋をご紹介。この日のネタは…初めてか!7年もブログやってんのに。ネタ大渋滞…(笑)。
最初に見えたのがこのサイドビューだったんだが、
初見で衝撃だった。
ワーレントラスにコンクリ充填したような、異形の欄干。なんだこれ!?こんなん初めて見た。まさに初見。場所はコチラ。
超接近で観察すると、
ワーレントラスふう部分については人造石?的なもので覆われているような。
北側より正対。
親柱はない…つうか、欄干と一体化してる?
残念ながら銘板が見当たらない。先に書いとくと、南側にも側面にも、一切の情報はなかった。むむ…。
いや、しかしね。
コイツは個性的だわ~。
下流側からのサイドアングル。
こちらから見ると、高欄と護岸が一体化している。最初からそういうテイで造られたのだろうか。
ちなみにこの川の名前、小田川という。じゃあ、これも前回記事同様に小田川橋か?(笑)
この下流側高欄に開いた穴、
この赤褐色から見て、融雪装置に違いない…けど、実際にはどういう感じに稼働しているのか不明。一度冬場に見てみたいな。
なんだか謎めいたこの橋、もちろん下ものぞいてみたが、
どうやらシンプルなコンクリ桁橋のよう。
非常にクセが強く印象的だったこの橋。残念ながらお名前、お誕生日の情報が現場に一切なかったため、わたくしマジで小田川橋という仮称で記録していた(全ての探索物件を記録してるので)。
で、今回記事にするにあたり、遅ればせながら調べてみた。この道、実は県道(滋賀県道300号高島停車場線)なので、改めて滋賀県の橋梁長寿命化修繕計画対象橋梁リストを当たってみたら…
驚いた。いや、判明したんだが、その名前に。
お名前はなんと、欄干橋。マジか(笑)。
ここまで「名は体を表す」を地でゆく橋も珍しい。名前ありきでデザインされたのか、ユニークな欄干だったからこの名前にしたのか。面白いわ~。
ちなみに、架設年度は1973年となっていた。マジか、思ってたよりは新しいぞ。1955(昭和30)年前後くらいのブツって印象だったが。
最後に南側より。
地味に、県内屈指のクセつよ物件@橋梁版と言っていいかもしれない、そんな橋だった。
以上。