久しぶりに「あの音」が聴きたくなって、動画をあさってたら、エエの見つけました~。
今やF-1のエンジンもハイブリッドとなり、あの官能的なサウンドは過去のものに。掃除機みたいな残念な音になってしまっています。下の動画はV8エンジン最後の年、つまり「あの音」が聴けた最後の年である2013年に、イタリアGPの舞台であるモンツァ・サーキットで撮られたものですが…。
おススメは、ヘッドホン着用の上で可能な限りの大音量で聴いていただくと、ガツンとサーキット観戦の臨場感が伝わってきます。わたくしも2003、2004、2005年と連続で鈴鹿での日本GPに参戦しましたが、いや~、サーキットで聴くエグゾースト・ノートってテレビで聴くのとはまったく違うんですよね~。
あと、聴こえ方ね。結構離れたところ、鈴鹿でいえばヘアピンとかあのあたりにいても、エンジンに火が入ったらわかるほどに音がデカかった。一台がコースに入ると、そのデカイ音がコースを回ってグングン近づいてくるのがわかるのですよね~。この動画でも38秒~あたりからのところで少し伝わるかと思いますが、あれは現地観戦ならではの感動ですな。
動画の最後、6分22秒くらいからは、地味にF-1マシンのブレーキのエグさにも注目。80kmの速度制限があるピットレーンに進入するときにハードブレーキングをするんです。たぶんフリー走行終わりだと思うので決勝のピットインほどにガチではないですが、全開で飛び込んできて~の80km以下まで速度を殺すのが一瞬過ぎて怖いほどです。
おまけでもう一本。
これは2005年か2006年にイギリスの「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のパドックで撮影された、ルノーエンジンでイギリス国歌である“God save the Queen”を「演奏」する動画。ホンダエンジンで「君が代」も演奏してほしいなあ(笑)。
興味ない人にはウルサイだけでしょうが、これらわたくし的には至福の音。免疫力アガるわ~(笑)。