【2】より続く。
本日は、三本の隧道から先しばらくの遊歩道のお話。なんとなく惹かれるものがあって進んだのか、あるいはこの先になんかあるのを知って進んだのだったか、今となってはサッパリ覚えてないのだが(笑)。
ともあれ、そこにはちょっとだけ面白い「道」と「アレ」があった。
隧道から進み始めてすぐにあった、こんなの。
漁具?かなんかが詰め込まれてるが、明らかに「穴」。
遊歩道はずんずん下っていく。
これは振り返ったところ…つうか、実は帰りに撮っただけなんだが。
そして、こんなのを撮ってた。
「手弱女平(たおやめだいら)まで270米 鵜原理想郷ハイキングコース」
やっぱりここはハイキングコースだった(今さらすぎるやろ)。
そしてその近くに
(白飛びしまくってるが)「南房総国定公園 鵜原理想郷 勝浦市」の看板。
ようやくここで鵜原理想郷について、ちょこっと。
とは言えそこはまる投げ(笑)。以下は勝浦市のHPからの抜粋にて。
「鵜原駅から徒歩約7分。リアス式海岸が続く明神岬一帯。大正初期にここを別荘地とする計画があり、「理想郷」と呼ばれるようになった。静かな入り江の彼方に青い海が広がり、散策するには格好の景勝地です。」
「『鵜原理想郷』は、太平洋の荒波に浸食された、典型的なリアス式海岸です。深い入江を覆うように木々や海岸性の植物が、紺碧の海に突き出た岬の先端まで茂り合っています。その複雑な自然造形に惹かれ、古くから多くの文人墨客などが訪れ、数々の作品を残したほど美しく優れた自然景観をもっています。特に与謝野晶子は、昭和11年4月~5月に友人画伯らと当地に滞在し、76首の歌を詠んでいるほどです。」
…つうことで、「理想郷」なんて名称も近年つけられた胡散臭いものでなく、由緒正しき「理想郷」なのだった。最終回には全貌のわかるリンクを貼る予定。
この場所は展望が開けていて、太平洋が一望…
と言うには中途半端か(笑)。水平も取れてないし…。
で、下っていった先には
どこか秘密めいた入江があって、
その入江を渡る道がなかなか素敵だった。
怪しすぎる…渡り道?と、その向こうのへつり道!最高やん!
潮位によってはこの渡り道あたり、
水没したりするんでしょうな?
で、へつり道(なんで写真撮ってないねん!)を回り込んで、
到達したのはこのあたり。
写真はないが、案内図によるとこのあたり、ゴトガエリと呼ばれる入江らしい。なかなか興味を惹かれる名前だ。向こうに見える(4枚前の写真にも写ってるのだが)構造物は、勝浦海中公園の海中展望塔。もちろん行ってない(笑)。
で、このゴトガエリの片隅に、
まあ、房総ではお約束ね(笑)。
冒頭にも書いたが、この穴を目指して来たのだったか、来てみたらたまたまあったのか、今じゃもうサッパリ忘れた。
で、この穴…
内部を撮ってないってことは、さして感銘を受けなかったようね(笑)。
遊歩道はぐるっと周回できるようだったのだが、わたくし隧道さえ押さえればそれでオッケー。よってここで引き返した。
【最終回】では、こっからほど近いにも関わらず、全く別の地平からアプローチする最後の隧道をご紹介する。