【3】より続く。
連続した名称不明橋から行く手を望むと…
肉眼ではハッキリ見えた。
あれこそが、
ここまで延々と林道北股線を遡上してきた理由。
…なんだが、
その手前にまたカワイイのがあったじゃないの(笑)。
本当はコレも含めて五連続の名称不明橋だったわけだが、
ここまでやってしまうと完全ネタバレになるので、やむなく分割してしまった。ゴメンネ(笑)。
ようやくお目にかかれたこのお方が、
この旅の最終目的である隧道。
これまた、長い間訪ねたかった物件でね~。ここまでのアクセス状況が不明なためにずっと二の足を踏んでいたのだったが、こうして無事到達できてよかった~。
時刻は12時19分。徒歩進軍開始からは33分、林道起点からは2時間43分(ミチクサ込み)が経過していた。場所はコチラ。
地図を見るとなんか現地の地形とじゃっかん違うように思うが、まあよくあることか(笑)。地図の縮尺を変えてみていただくと、どんだけ奥地なのかおわかりいただけるかと。
ちょっとアングルを変えて、
土被りはこのくらい。完全素掘り隧道を補強してあるようで。
肝心のお名前は…
あは~ん(笑)。
ベッコリ逝っておりますね…。
洞内を補強する波板は、
ナカナカの状態になってしまってる。
振り返りの鉄板の構図では、
そのスカスカっぷりがよくわかるのだが、
洞内中央部については、
存外に健全な状態。
洞内もスッカスカになってるヤバい隧道もあるけど、ここは違った。
抜けましての~
振り返り正対。
補強板のせいもあるが、一つめの隧道に比べると格段に小断面。補強されてるってことは、こっちの方が少し不安定なんだろうか。
で、お待たせしました。お名前は、
「北股トンネル」。
「隧道」でなく「トンネル」ですか。まあいいけど。それよりも、簡易ながらもちゃんと扁額を設置してくれたことがありがたい。奈良営林署グッジョブ!逆にこの簡易かつ実用一辺倒な感じが、個人的には好ましい。
それにしても、いつ頃にできた隧道なんだろうか。何か手掛かりでも…
…って、
あっ。
【5】に続く。(前回と同じ終わり方・笑)