名神高速沿いの廃橋群【1】(滋賀県東近江市なまず江町、中戸町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 

2017年10月1日。鈴の謎未成道探索を終えたわたくし、次に向かったネタをご紹介。

 

それはこの年の2月にちとさんからメールで情報提供いただいたネタであり、遅ればせながらそれを回収しにいったのだった。改めてありがとうございました。

 

ちとさんは「小ネタ」と書かれていた。が、なかなかどうして、わたくし大いに楽しんだので、計3回予定でご紹介していく。

 

先日のkonaさんの記事で「鯰江」という地名を見て思い出し、今こそ記事にしなければ!と思い立った次第なのだが、現調後2年4カ月も放置とか、ちとさんほんとにスミマセン。まだ読んでくださってるだろうか…。

 

 

余談だが、鯰江町っていつの間に「なまず江町」なんて平仮名表記になったんだろう。こういうのよくないと思うなあ。もっと地名にリスペクトを持つべきだと思うよわたくし。

 

 

 

 

 

 

では、始めますぞよ。

 

 

まずは、これ。

グリーン・ヘルに浮かぶ、あやしい橋。場所コチラ

 

地図でわかる通り、左に写り込んだガッチリした橋は名神高速道路のものだ。つまりは、高速のすぐそばに架かっているおかしな橋ってこと。

 

3回(予定)に分けてご紹介していくのは、いずれも名神に絡む位置にあるあやしい橋たち。橋そのものもさることながら、立地を含めた雰囲気をお楽しみいただければ幸い。

 

 

 

 

 

 

 

グリーン・ヘルを掻き分けまして~

あやしい橋に正対。

 

親柱には銘板が存在した形跡があるが、遺失している。

 

 

 

 

 

 

 

橋上から望む、上流側。

名神との距離感はこのくらい。

 

ちなみにこの後判明するのだが、川の名は加領川。

 

 

 

 

 

 

 

続いて下流側。かりょうがわのかりゅうがわ。…言いたいだけ。

見渡す限りのグリーン・ヘルだ~。

 

 

 

 

 

 

 

で、このあやしい橋の渡った先は、

地図でわかる通り、愛知川の右岸堤防。なかなかに意味不明な橋だ。

 

 

 

 

 

 

 

この角度で見る限りは、そして取り付きのグリーン・ヘルも含め、

正真正銘の廃橋とジャッジして差し支えなさそうだ。

 

一応車道橋だとは思うのだが、橋上にはもはやダブルトラックの痕跡は(それを言うならシングルトラックさえも)見当たらない。

 

 

 

 

 

 

橋を渡って左に行けば、すぐに名神高速の下に行けるのだが、

二本の川が並行しているからこその、こういう面白い表記。

 

「加領川橋」と「愛知川高架橋」がダイレクトにつながってるんですな。

 

 

 

 

 

 

 

愛知川高架橋、上下線の間より。

行きかう車たちのノイズがなかなかの迫力。高速直下でここまで接近できる所ってありふれてるのかなあ。知らんけど。

 

 

 

 

 

 

 

名神をくぐって東側へ抜けて、

いただいた情報を確認すべく目をこらし…おおっ、あった。

 

 

 

 

 

 

 

情報通りにあちらにも、

ここと同じような実質廃橋が架かっている。

 

しかし…あの架橋角度はヤバいんじゃないのかえ?早く見たいぞ。

 

 

 

 

 

 

つうわけで、ここは堪能した。速やかに移動だ。

東から見ると現役っぽく見えるから不思議だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・この写真、

ノートさんがここを突破してきたみたいやな(笑)。

 

 

さあ次!早く見に行きたいぜ!

 

 

 

 

 

【2】に続く。