【1】より続く。
おやおや?
なんか…道があるんじゃない?
これマジで知らずに来て現場で気づいてテンション上がったのだが、確かに右へと分岐して高度を上げていく平場が見えた!
マジであったよ。さっそく辿ってみよう…って、
ぐふぇ(吐
2月だっつうのになんだこのグリーンヘルは?
アカーン。嫌だこれは。
ここはわずか数mでいったん撤退。
隧道を抜けて戻ってきた。
当初から目論見として、ここから隧道上に直登するつもりだった。向こう側で思わぬ道型を見つけてはみたものの、あの状況では無理。よって予定通りにここからアプローチする。
でもその前に…
ちょうど陽の射した扁額がカッコよかったので、思わず一枚。ここの扁額、好きなんす(笑)。
では、登攀開始。
コンクリートポータルを横目に。
せっかくなんで、
ポータル上からの見下ろし。ちょっと土が痩せてる。
この隧道はけっこう記事を見るけど、このアングル、初じゃないかね。
さて、さらに上へ。果たしてどんなもんがあるのか、あるいはないのか。
登りつめた、馬の背状の鞍部。そこには確かに、
はっきりとした「道」があった!
これはちょっと感動した。いつの時代の道なのかは分からないが、それはあまりにも明瞭に。上の写真は登りつめて右方向へと向かう道の様子。
少し追いかけてみたが、
これ…現役の道じゃないのか!?
そこらのハイキング道よりも状態の良さそうな道が、ずーっと続いていた。
この道を、
赤い線で示したのがコチラ。
前回出した写真で示すと、
こういう感じ。
どこまで続いているのかわからないが、徐々に高度を下げて上の写真撮影位置付近に回り込んでくるんだろうと予想した。ちょっと迷ったがこっちは切り上げて、先に反対側を辿ってみよう。腑に落ちないこともあるしな。
つうわけで、登って来た場所へ戻り、
今度は左方向へ。すると、
めっちゃ見にくいが、
写真右方向、先ほどまでいた隧道反対側へと下っていくかすかな踏み跡が。
このルートこそが、
先ほどグリーンヘルで撤退を余儀なくされた、このルートに違いない。赤線の道と全然方向が合わなくて腑に落ちなかったが、これで納得。
このルートを
青線で示すと、こう。
ここまでの赤線と青線の道だけでは、隧道旧道の態を成していない。ご安心あれ、ちゃんと青線の道を右に分岐させる、赤線の続きとなる道がちゃーんとあったのだ。今からそれを辿ってみる。
青線道の分岐のすぐ先で、新たな分岐が現れた。
ほぼ平坦に続いていく赤線道に対し、右上への急勾配分岐。
おお!?まさかの真・峠越え道か?
と思って登っていくと、
ささやかな切り通し?
…があったのだが、これを越えてみると、道っぽさはサッと消えてしまった。これはなんだろうか?道に見えただけ?しかし、鞍部の切り通しは確かにあるし…。
まあ、これ以上は追いかけようもないので、赤線道に戻る。
さあ、この道はわたくしをどこに連れて行ってくれる?
【3】に続く。