【前回】より続く。
脱線は終了。
ようやく本題の、高野発電所導水路遡上を再開。
今からは、
この水路橋の先へと進んでいく。
渡って振り返ったこの景で、
ようやく水路橋であることがよくわかる。
上二枚の写真でわかるように、
この場所から余水吐き?が分岐しており、
先ほど渡った名称不明の滝に落ちていて、
さらにその谷が流れ込むのは、
高野川。発電所名にもなっている一級河川である。
ここからは、
この高野川に沿った道行きとなる。
水路橋から歩くこと8分ほど、
ここにも余水吐き?が設けられていた。
コンクリ桁で跨ぐ余水吐き。
板を差し込むスリットが切られている。
引いてみると、こう。
こうして見ると、余水吐き開口部は導水路のほぼ底面まで達している。ここを解放すれば水は全面的にダダ漏れになるので、基本的には閉鎖されていたんだろうと思う。
しかしこれ、
絶対余水吐きじゃなくて違う名称があるよなあ。オノレの無知を痛感するこんな時(笑)。
ここを後にして、
さらに進軍。
わずか2分で、
何か見えてきた。
どういうものがあるのか全然知らずに来た。
ゆえにまっさらで何を期待していいかわからなかったのだが、
アレは見るからに、いいものだ。
【次回】に続く。