【遺構探索篇1】より続く。
水圧鉄管を跨ぐ橋を渡り、階段を上がると…
いや、上がる前から否応なく気付かされる異形の物体。
場所はこのあたり。
下にあった案内板にも書いてあったコレ、
正面から見ると、こう。
デカデカと掲げられたお名前は、
「平安遷都紀念橖(とう)」。
前に立てられた案内板でのお名前は、
「平安遷都千百年紀念橖」。
どういう謂われのものかは名前でわかると思うが、詳細は各自この案内板を御覧くださいまし(笑)。
「塔の背後に書かれている碑文」はコチラ。
これまた、興味のある方は拡大してご覧あれ。
当初は平安神宮境内に建立されたものを昭和4年にこの地に移されたということだが、まあ全然知らなかった。つうかガキの頃にはこんなところまで入りこんだことはなかったけど、昔からこのあたりはある程度整備されてたんだろうか。あるいはもしかして…
もしそうだったとしたら…想像してみてほしい。
鬱蒼とした木立の中に、もちろん案内板もなく、これが屹立してる様を。
今はやたらときれいなので、もしかすると大きく手が入って金属部分なんかも更新されたのかもしれないが、もっと薄汚れていたはずで。
…たぶんチビっちゃうね、いろんな意味で(笑)。
誰がデザインしたものか、案内板にはその言及はなかったが
その建立理由にふさわしい、格調高いデザインですなあ。威圧的なまでに(笑)。
とてもスルーはできなかったので思わず寄り道したが、
発電所遺構探索に戻る。
【遺構探索篇2】に続く。