【前回】より続く。
先ほどはバッテリー切れで洞内の肝心なところが撮れなかった。
今行くから待っておれ(笑)。
こちらのポータルも、東側と瓜二つ。
扁額も銘板もナッシンだった。
この西口は、
コンクリ巻き立て部から早くも水没。
で、その巻き立ての向こう、水没パートの先からが肝心な部分。
どエライことになっている。
ここで振り返り。
フラッシュ・オンによる鉄板の構図。こうして見ると、けっこう埋まってるなあ。
さて、その水没の先だが…
ドーンと大きく崩落している。
それもあって、ここらは天井がめっちゃ高く、巨大な空洞となっている。東から抜けてきた時、その初見でのインパクトは凄かったのだが、実はそれを逆から見たときの衝撃たるや、さらに五割増しほどの破壊力だったんである。
上の写真の大きな崩落の向こうに、
めっちゃちんまりと隠れている。
先ほどはこれを抜けてこっちに出てきたのだが、
これもうめちゃくちゃやん(笑)。
完全にこれ、「隧道in隧道」と呼びたくなる状態。これが未成隧道でなくてなんだっつうのだ。
二次元の写真で伝えるのが難しいが、ここの異形さを物語るのが、坑口の上部。
写真下端が坑口だが、
上はこんなにも高くなって切れ込んでいる。なんじゃあこりゃあ。
で、一歩踏み込めば、
この狭小断面とキタもんだ。
この隧道は強烈すぎる。こんないいものを8年間も見逃してたとは…。いや、ある程度経験値を積んだ今になって見られたことが、むしろ良かったかも?
この狭小断面と特大空洞のドラスティックな境界が、ここ。
アングルが少しまずかったが、中央ちょい右に写っているのが外界の緑。「隧道in隧道」のニュアンス、伝わるだろうか…?ちょっと心配(笑)。
マグライトが貧弱、そしてフラッシュの光も広すぎて届かない。
結果、こんなたぐいの写真ばっかりをいっぱい撮ってしまった。これじゃあ伝わらん。残念だ…。とにかくデカイ空洞だったんだから。
水没パートの天井がこんな感じなんだが、
これよりももっともっと高いんだから。
その巨大な洞内サイズが、少しはイメージできるだろうか?つまりは、このわずか20m強ほどと思われる間の洞内断面サイズの乱高下が凄まじすぎるのだ。こんな隧道、見たこと…あるかな?ないかな?
いずれ、強烈な破壊力を持ったこの隧道西側、穴好きなら必見である。スルー・ダメ・ゼッタイ。あ、でも洞内探索はくれぐれも自己責任で(笑)。
二度目の入洞、この僅かな区間の撮影だけで35分も費やしちゃったわ。それだけ入れ込んで撮りまくったってことで。
現世へ戻る。
あー、大満足。
8年前のシバキ残し消化不良を回収してみたら、期待をはるかに上回る、こんなにも楽しい物件だった。これだからやめられんわ~(笑)。
最後に、この隧道を最初に紹介した(はずの)先人、その探索は2005年4月に行われていた。敬意を評して、その元記事リンクを。衝撃やったなあ…。
http://usa-nekosando.pupu.jp/miti_iti-top.html
先人こと「うさ★ネコサンド」さんのこの記事では、めっちゃわかりやすい周辺図もあるので、これを見てから行けば変な位置間違いとか起こりようもない(笑)。で、やっぱり現在とほとんど変わっていないように思える。案外この隧道、しぶとく生き延びていくのかもしれない。
以上、完結。














