2019年10月11日に全世界同時発売されたBABYMETALの3rdアルバム「METAL GALAXY」が
米ビルボード誌の総合アルバムチャート(Billboard200)で、初登場13位にランクインした。
チャートにさほど興味があるわけではないが、これはやはり快挙としか言いようがない。
わたくし、最初に車で聴いて以降は、
スマホにダウンロードしたのを通勤の行き帰りに欠かさず聴きまくっている。もう何周したかわからないが、全然飽きない。
このアルバムについては、すでに多くの人がさまざまな分析・批評を書かれている。もし興味のある人はすでにそういうものを求めて読んでいるだろうし、ない人は何を書いても興味なし(笑)だと思うので、わたくしはシンプルに、「めちゃめちゃ気に入っている」という事実のみを書く。
事前に読んでいた各種インタヴュー内容から、いろんな意味で物議を醸す作品なんだろうと思っていたが、個人的には「最高な問題作」だった。これは、人それぞれ「何をBMに求めるか」によって大きく意見の分かれるところではあろうが、そこで鳴らされた音は、わたくしが「こういう感じになるだろう」と予想(期待)していた斜め上方向の、さらに斜め30度くらい上(謎)をゆく、突き抜けたものだった。
以前も書いたが、わたくしBMを「メタルだから」聴いてるわけでも「メタルか否かで」聴いてるわけでもない。「極端な音楽」が好きなわたくしとしては、そんなことは完全にどうでもよく、感情を全方向に揺さぶられ、聴いてて理屈抜きに楽しめるからだ。
そしてこのアルバムは、そんなわたくしにとってまさに完璧。ヴァラエティ豊か(すぎるかもしれない)な楽曲群はどれも中毒性が高く、また既発表曲についても、改めてこのアルバムの曲順の中にあって、新たなインパクトで聴こえてくるのだった。好きになれない理由がない。
まして、BMを好きになってから初めてリリースされたアルバムだけに、思い入れもひとしお。そりゃ聴くわ。
アルバム発売のまさにその日に行われた、アメリカ・ロサンゼルスのアリーナ「The FORUM」でのライヴ(見事ソールド・アウト!)。先の全米アリーナ・ツアーのハイライトであったこの夜のライヴ冒頭で、アルバムからの「純粋な新曲」が初披露された。
それが、オープニングSEとしての“FUTURE METAL”に続く“DA DA DANCE”。アルバムでも「SUN」diskの冒頭1~2曲目を飾るリードトラックである。
その模様をとらえたファンカム(ファン撮影の動画)がコチラ。
国内ではライヴ会場での撮影はご法度だが、海外公演では自由なので、こうしたファン撮影の動画が、公演ごとにどんどんYouTubeにアップされていくのはありがたい限り。画質も素晴らしく、臨場感がエグイ。
初めてライヴで披露されたこの曲だけに、Su-METALのヴォーカルはちょっと探りつつな感もあるが、声はよく出てる。この爆音の中で、サビでの声の突き抜け具合はさすが~。ごまかしが効かないファンカムゆえに、その凄さが際立つ。さすが、我が愛するSu-METALさんである(笑)。
オーディエンスにとっては初めて聴く曲で、どうしてもノル前に「聴いて」しまってるけど、それでも「ヒャ~!」言うてる。やっぱりアメリカ~ン(笑)。
この曲がアルバムを代表するのかと言えば、それは違う。そしてこのアルバムがメタルなのか否かと問われれば、わたくしは「違う」と答える。
少なくとも、「形骸化した既存のヘヴィ・メタル」とは明確に違う。全14曲どれもが異なる個性を持っているし、逆に言えばどんな人でもハマれる可能性がある。少しでも興味の湧いた方は、試してみていただきたい。


