【前篇】より続く。
入洞して振り返り。
鉄板の構図だが、さほど萌えないな(笑)。
洞内は全面的に、波型ライナープレートで巻かれていた。
気持ちいいほどに、何もない。そう、照明も。
プレートの上は、きっと素掘りの岩盤なんだろうな~、と書いてしまえば、早くも洞内について語ることはなくなった(笑)。
なので、ほとんど写真も撮らずに抜けてきた。
ここで、左手側壁にノータリンによる落書き登場。
後で調べてみたらこの山神隧道、お約束のように心霊スポットとして有名なんですってさ。けっこう記事も出てるので、さらっと目を通したけど…まあクダラン。くだらなすぎる(笑)。ハッキリ言って、まっったく怖くなかったし、なんのイヤな感じもしなかった、ノータリンの壁画以外は。
この手の物件の記事ではよく書くことやけど、
こんなとこより100倍は怖い隧道をナンボでも知ってるぞわたくし(笑)。
抜けて振り返り~の、
山神隧道、北側坑口。うーむ、むき出しの岩盤がいいね~。
で、こちら側の扁額は、
南側とは違うタイプ。達筆ですな~。
で、扁額左端には
「昭和卅一年三月● 神奈川●」と。
南側扁額に刻まれていた内容と同じながら、テイストは違う。●は判読不能だが、「卅」はなかなかに珍しいですぞ~。これで「さんじゅう」と読ませる。
隧道前にあったカーブミラーと
「警笛鳴らせ」。イイっすな。
しばらく歩いてみての振り返り。
こうしてみると、カーブミラーは伊達じゃない。強引な線形やな~。
先ほど看板で見た通り、二の足林道はもう少し先まで続いているようなのだが、隧道が目的のわたくしはここまでとした。
しかしこの北側、陽が射さないためか、積雪量が段違い!
もちろん雪国ほどじゃないけど、神奈川県中部にしちゃあ、かなりな積雪量でしょ?
右側側壁にひと文字だけ、「死」。ですって。
やかましいわ、低能が(笑)。
そうそう、前回紹介し忘れてたのだが、
隧道南側からは、こんな眺望があるのだった。たぶん海老名方面やと思うのだが、はっきりしませーん(笑)。
下りのツルッツル路面、帰りはなお一層慎重に歩いた。
所要時間16分。なんとか一回もコケずに
車まで戻ってこれました~。
以上、完結。